- 発売日: 2015/01/05
- メディア: Amazonビデオ
- この商品を含むブログを見る
- 発売日: 2014/04/01
- メディア: Amazonビデオ
- この商品を含むブログを見る
2017年10月14日現在、たまこラブストーリーと映画けいおん!がAmazonプライム・ビデオ入りしていたので、みんな見るといいよ。
やっぱり何度見てもいいものはいいのだ。
2017年10月14日現在、たまこラブストーリーと映画けいおん!がAmazonプライム・ビデオ入りしていたので、みんな見るといいよ。
やっぱり何度見てもいいものはいいのだ。
ちょい前にアニメ「あまんちゅ」が終わりましたね。ここ最近はほとんどアニメ見ていないので久々に1クール通して見たんですが、録画しててもなかなか見る時間がとれなかったり見る気分じゃなかったりして必要なカロリーが高めだったのですが、とりあえず完走できました。原作から愛読していてかなり楽しみにしていたんだけど、通して見ることがないのでやっぱこのへんは体力不足感が否めず……ずっとやってないとなかなか習慣付かないなというところですな。
まず全体的な感想。原作だと日常の中にてこの成長やぴかり・先生・先輩のエピソードがちりばめられている構成になっているのを、アニメではてこの成長にフォーカスした構成にしていて12回のテレビアニメとしてはわかりやすい内容になっていたなという印象です。このあたりはARIAの第1期と似たようなにおいを感じます。各声優陣の演技もキャラに合っていたし、全体的な穏やかな雰囲気はこれだよこれという感じで非常によかった。水の表現や個々の動きも印象的だった。
ただ原作のエッセンスが十分に絞り切れていたかというと、わがままながらもう一声、いや二声ほしかったなぁというところ。もっとも一声ほしかったのは自分が天野こずえ先生の絵から感じる空気感。たとえば1話でてこが携帯から海に目を向けるシーンなんかは漫画だと小さめのコマ割りからここぞとばかりに見開きの3分の2ほどつかって空間の広さをアピールするのですが、アニメだとはじめから広い空間見せてるせいでてこの感動をうまく共有できてない感じがします。また奥行き感が感じられなくて、平面に感じてしまう描きかたが多かったような気がします。この辺の空気感の醸し出しかたがいまいちかっちりはまらなくて、お話的には3話ぐらいからだんだんわくわく感を感じながらもこれだ!という腑に落ちる感覚が少なかったように思えます。
あとはやっぱり12話は短い。てこがライセンスを取るところを中心にして話を進めた点もあるし*1、原作からチョイスした話が個々のキャラクタのエピソードが始まる前の箇所なので、原作読んでるとあのキャラもこのキャラもと物足りないのです。特に火鳥真斗先生周りはこの後の文化祭の話とかがすっごいいいので是非とも見たいのですが……やっぱり2期が必要ですよ! 佐藤総監督! ついでに浪漫倶楽部もアニメ化しちゃいましょうよ!
あまんちゅ! コミック 1-9巻セット (BLADE COMICS)
浪漫倶楽部 (BLADE COMICS) [コミックセット]
なので絶対あまんちゅ2期が見たい。できればARIAのように完結まできっちりアニメ化してほしいなぁと思います。BDはすでに予約済みですので、よろしくおねがいします。
*1:12話で納めるためには必要な選択だったと思う
響け!ユーフォニアム|公式吹奏楽コンサート ~北宇治高校吹奏楽部 第1回定期演奏会~開催決定! | News | Lantis web site
響け!ユーフォニアムを見てると実際にコンサートとかしないかなーとか思っていたら、本当に演奏会が開かれることになったので初日に行ってきました。会場はいつもの宇治市文化センター大ホール。
MCは松澤千晶さんで自分はてさぐれ!部活もの以来に生で姿を見た気がします。いつも通りスムーズな回しで安心感がありましたね。今回の演奏は実際に劇中で使った曲を演奏した人たちということで、サントラの演奏もなかなかよかったし実演だと……と期待していましたが、期待以上の内容でした。
基本的にセットリストとしては一期の内容を曲から追っていくという感じで、指導前と指導後の暴れん坊将軍のテーマと海兵隊を続けて演奏して観客が滝先生の気持ちになるという場面もあったり。特に指導前の酷いリードミスはサントラでの演奏以上に発生していたり全然リズムが一致していなかったりと「なんですかこれ」と言いたくなる内容でありました。しかし演奏者はちゃんと勉強しているかたがたなので下手に演奏するほうが大変だろうに……
個人的にぐっと来たのがサンライズフェス再現でのフニクリフニクラからのRYDEEN。本編で観客が「お、いいんじゃないか?」と思わせる演奏とはどういうものだったのか、というのを音楽で表せていたのではないかと。フニクリフニクラ自体がまたサントラ以上によい演奏で心の底からめっちゃ楽しいと思う内容、こころが踊るとはこのことかというのをしっかり表していたと思います。その後に聴くRYDEENが曲の構成や各楽器の音の入れ方ががらっと変わっているので、なぜあそこまで衝撃的だったのかということに説得力を持たせる内容でした。すんごいかっこいいんですよ。
後、ユーフォとトランペットのあの曲を経てプロヴァンスの風と三日月の舞。プロヴァンスの風が若干もったりしてた印象がありますが、三日月の舞が非常に熱い演奏。ぐぐっと音楽に引き込まれてしまい、時間がたつのも忘れて演奏に聴き入ってしまいました。こんな体験は久々です。
そして最後にTRUEさんと楽器隊で2期OP含めて三曲。TRUEさんの声量が楽器隊に負けておらずすばらしく響いておりました。南座でやったイベントのときもTRUEさんの歌声は聴いているはずなんだけど、今回はほぼ真正面から聴いたためかその音量をしっかり受け止める形になってとても心地よかったです。
曲の合間合間にトークゲストの山岡ゆりさん*1と音楽プロデューサーの斉藤滋氏が収録時の話などをしていましたが、結構興味深い話をしていたので以下箇条書き。山岡ゆりさんが実際に吹奏楽部にいたので結構鋭い質問をばんばん投げていたのが、すばらしいと思いました。
すばらしい演奏にすばらしいトーク、総じてすばらしいイベントだったと思います。とりあえず次にある神奈川公演はまだチケットがあるようなので(2016/10/01時点)、行ける人は早めにゲットして行くべきですね。そして第1回と銘打たれているだけに今後も機会があればいいなー。あ、でもサントラの演奏が物足りなくなってしまったかなぁ……贅沢な悩みだ。
TVアニメ『響け!ユーフォニアム』オリジナルサウンドトラック おもいでミュージック
しばらく時間的に合わなかったのだけど、丁度舞台挨拶回のチケットをとれたので見てきました。
テレビシリーズは全部見たしというかBD全部購入しているのでお話的にはよーく知ってるわけですが、やっぱりね大吉山のシーンは美しいねほんと。誰かと音を奏でる美しさが際立ったシーンと言えましょう。
音声は全部撮りなおしたとのことで、テレビ放映のときより全体的に抑えめの印象。生っぽい雰囲気があって結構好きでした。一ついうなら久美子が橋を走るシーンはテレビ放映版のほうが好きかなーというところ。劇場版と比べると急激にくる感情の発露が自分の心をぐらぐら揺らしてくれるので、味付けのしかたはこちらが好みですね。
演奏シーンはテレビ放映から追加で入ったシーンもありボリュームアップ。逆に細々としたエピソードはばんばんカットされていて、制作者的にはこの部分は本筋じゃないんだなというところがわかって面白い。自分が見たかぎりでは必要十分なシーンがあったと思うので、秋頃の2期に向けて……ということを考えるときっちり要点は押さえられた内容だったのではないかと思います。
舞台挨拶はキャスト4名と石原監督が登壇。すっと背筋を伸ばして周囲を見回す黒沢ともよさんとなにかしら体の一部を動かしている安済知佳さんの対比が、劇中の久美子と麗奈の印象と逆に感じてしまいちょっと面白かった。舞台挨拶が映画の始まる前にあったこともあり、あまり突っ込んだ話ができなさそうでちょっと大変なようにも見えましたが、なかなか楽しい時間でした。
ひとまずは2期に期待ですねー。そのときにはまた出町桝形商店街に貼られているポスターもかわるのでしょうか。ハイ☆スピード!とかも貼られていたしなー。
TVアニメ『響け!ユーフォニアム』オリジナルサウンドトラック おもいでミュージック
昨日関西DDD.java 【京都再演】ドメイン駆動設計のためのオブジェクト指向入門に参加したあと、まだTジョイ京都でやっていた劇場版ガールズアンドパンツァーのチケット予約をしていたので、そのまま移動して見てきました。
数回見に行った映画って、たまこラブストーリーか劇場版アイドルマスターぐらいなのだけど、今回のガルパンは音周りの調整をしっかりやってたのかしらと思うほど迫力があった。初めて見に行ったときが最大席数のシアター10だったけどここまで音がしっかりはしてなかった印象で、映像のほうが強烈だったのだけど、今回のシアター2では砲撃の着弾音で体が振動してる感覚を覚えたので、いろいろ変わってるんじゃなかろうか。立川や塚口、4DXはまだ行ったことないのでこれとどの程度変わってくるのかわかりませんが、近場の映画館に足を運んで見るのもよいかもしれませんな。
もうだいぶ長い間流れてるので、内容の方も触れてもいいだろう。
とまあ他にも映画にはいろいろネタぶちこんでるだろうけど、なかなか覚えきれないので早いところBDを手に入れたいところですね。
【Amazon.co.jp限定】 ガールズ&パンツァー 劇場版 (特装限定版) (戦車トークCD付) [Blu-ray]
ここまでが昨日の話。そして今日、Amazonをのぞいていたらスピンオフコミックスが結構出ているのに気が付きまして。TVシリーズ頃は本編のコミックスとリトルアーミー*1ぐらいだったので、やたらと増えてる。
ということで、いろいろ話題になっていたリボンの武者をKindleで一括購入。
ガールズ&パンツァー リボンの武者 1<ガールズ&パンツァー リボンの武者> (コミックフラッパー)
ガールズ&パンツァー リボンの武者 3<ガールズ&パンツァー リボンの武者> (コミックフラッパー)
ガールズ&パンツァー リボンの武者 2<ガールズ&パンツァー リボンの武者> (コミックフラッパー)
さくっと読んでしまうほど、おもしろい。そして絵のせいか、みんな悪い顔をしていて思わず大爆笑。ダージリンの笑顔にぞくっとするし、カチューシャは暴君という名がふさわしいぐらい邪悪な笑みを浮かべるし、やはり一癖も二癖もあるやつらだなこいつら!という感想がぴったり。西住みほの描き方はどこかでみたなーという記憶をたどると、咲阿知賀編での咲の描き方と似てますね。
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 1巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
作品の構造としては咲もガルパンも同じ系統だなという印象をもっていたので、この描き方は納得。あと大洗の面々が化け物じみた能力を発揮してて、「そりゃ優勝するよね」という気持ちになる。読むとわかりますが、めちゃ強そうですもん。
監修の鈴木貴昭さんが入っているし、野上武志さんが描いているのでアニメとの雰囲気の違いはあるけど世界観はガルパン。BDについてきた設定資料集などに散りばめられていた設定等がしっかり息づいているので、そういう細かいところ考える人にもよいのではないのでしょうか。おもしろいです。
*1:これもいい話なので読んで欲しい。そしてTV最終話を続けて見てほしい
結論から先に書くとすると、見終わったあとがとても気持ちのいい映画であったということだろうか。
みんなが「ガールズ&パンツァー」という作品に期待しているものをこれでもかと詰め込んで、良い意味で期待を裏切りそして期待通り、期待以上に面白いものを見せてくれたということに尽きると思う。ストーリーだけ取り出してみれば、なんてことはない王道な話だったけどそれこそがガルパン。素晴らしい映像とともにしっかりやってくれたなぁというところ。戦車戦の映像のすさまじいことなんの。TVシリーズの最終話は個人的にZOIDS /0の最終話と肩を並べるCGで描かれた熱いバトルだと思っていましたが、それ以上にすごいものを見せられて非常にワクワクが止まらないという、なんとも幸せな時間。
ガールズ&パンツァー 劇場版 主題歌「piece of youth」
しかしこのお祭り感、過去に何かで感じたことがあるなーといろいろ思い返したところ、子供の頃に見た怪獣総進撃のなんでもありの大集合の感覚で、おとなになってもあの頃のようなワクワク感を感じることができるんだなということが判明してちょっとうれしかったですね。
話の内容はまだ上映して日もたってないので、詳しく書かないですが少なくともガルパン最終話を延期してひたすら待った人ならば、文句なく面白いので見に行くのがいいですよ。さて、次はいつ見に行こうか。
昨年から始まった京アニイベント、昨年は行かなかったので今年は行こうかな?とチケットを予め買っておきました。残念ながら11月1日の山田監督のサイン会は抽選漏れしたので、10月31日のほうがあとのユーフォニアムイベントにはしごできて都合よかったので行ってきました。
写真OKのところはいろいろとったけど、
やっぱこれを見るといろいろとこみ上げるものがなんかありますな。
原画や設定資料も綺麗で非常におもしろかったですね。スタッフの私物やアニメを作る上での工程なんかも実際に見られたのだけど、行列がすごかったので原画を舐め回すように見て開場を後にしました。あっ、あと物販がめちゃくちゃ並んでて、もうちょっとさばく速度はやくならないと大変そうだなーと思います。はい。
その後は、京アニイベントの会場だったみやこめっせから歩いて京都南座まで移動。響け!ユーフォニアムの京都イベントに参加してきました。
イベントの中身としては、TRUEのDream Solisterからスタートして、過去の名シーン振り返り、ラジオでよくやるコーナー、朗読劇、EDのTutti!を北宇治カルテットが歌う、そして……というところでしょうか。
お恥ずかしながら京都市内に住んでおきながら南座は初めて入場しましたが、席が三階席の1列目からの眺めはよいものでした。真っ暗な会場で緞帳が上がりその向こう側にすくっとたつTRUEのかっこよさを確認したり、無茶振りされる石谷春貴さんの困惑の表情を見たり……非常に良い席でしたね。
そういやこのときに総集編的劇場版と続編決定の発表がされたのだけど、キャスト陣の感極まった涙声を聞くとやはり魂込めて演じているだけあって、その感激もひとしおなのかなぁと想像したり。黒沢ともよさんが今まで見たことないぐらいボロ泣きして、「(1期では)これまで生きてきた19年間で感じた感情をすべて久美子に注ぎ込んだ」という言葉が非常に象徴的だった気がする。それだけ入り込んだので、鈍感な自分にもわかる感情の揺さぶりを声で伝えることができたんだろうなぁ。
ということで、どちらのイベントもよいものでした。劇場版と続編待ってますのでまたユーフォニアムのサントラをヘビロテしましょうか。