まだ買ってねぇ、というやつはとっととあらゐけいいちのHelvetica Standardを買ってくるんだ！

Helvetica forever ヘルベチカ・フォーエバー -タイプフェイスをこえて-

　もちろんこれの話ではなくこっちです。（これはこれで読みたいが……）

Ｈｅｌｖｅｔｉｃａ　Ｓｔａｎｄａｒｄ (角川コミックス・エース 181-8)

　細かいお話とかはWikipedia参照（というほどの内容は書かれていませんが）して欲しいのですが、ざっくりした話、あらゐけいいち氏が販促やニュータイプにて連載されていたりする同名の『Helvetica Standard』他を収録した単行本です。

　いやー、おもしろい。

　何が面白いって、

1. 相変わらずぶっとばしているかんじの不条理感


2. 後ろ3分の1のイラスト集が結構良いぞ


3. あらまさんがかわいい

　繰り返す、あらまさんがかわいい。

　とまあ、その辺は置いときまして。

　『日常』のくすっとしちゃうような不条理感・ほったらかしな感覚を4コマに落としてみるとやっぱりこんな感じになるんでしょうね。まあ、本編にも4コマパートがあったりするので、アレを想像してもらえれば大体分かるかと思います。
　ネタとしてはアニメにも色々使われているので、本編とHelvetica Standardを読んで京アニがどうアニメを構築していったのかというのを考えてみるのも面白いでしょう。

　実は16話のこれもHelvetica Standardに掲載されているネタ。

　ここに出てくる店員はその他のネタにも出てきていたり。後は教頭と孫のネタも同じくHelvetica Standardに掲載されています。

　そして、意外と言っちゃなんなんですが後半3分の1ほど載っているイラストがかなりよいですよ。個人的にあらゐけいいちが以前にすんでいた部屋を元にしたイラストから溢れる生活感と、アクリル絵の具で描かれ「ニュータイプのカレンダーになってしまった」（あらゐけいいち談）絵が非常に好み。これは是非とも見て欲しい。

　最後に。

　あらまさんがかわいいんですよ。
　とにかくあらまさんがかわいい。

　何も言わずに、Helvetica Standardを買ってヘルベチカスタンダード36回を見るんだ。
　あらまさんがかわいいんだ。本当に。アニメでいつでるか本当に楽しみです。

　といったところで、今回はお開き。

1. 日常本編が好き


2. 投げっぱなしでもいい、面白いものが読みたい


3. あらまさんがかわいい

にピンと来る人は是非購入をしてくださいな。