Paul McCartneyのRamリマスターが好すぎて夜も眠れる

ラム スーパー・デラックス・エディション(完全生産限定盤)(DVD付)

ラム スーパー・デラックス・エディション(完全生産限定盤)(DVD付)

  • アーティスト: ポール&リンダ・マッカートニー
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
  • 発売日: 2012/05/30
  • メディア: CD
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ラム デラックス・エディション(完全生産限定盤)

ラム デラックス・エディション(完全生産限定盤)

  • アーティスト: ポール&リンダ・マッカートニー
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
  • 発売日: 2012/05/30
  • メディア: CD
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 一足先に輸入盤が届いたので、iPod touchに入れて通勤時に聴いていますがいいすんごくいい


 Paulのソロとしては2作目。1作目のMcCartneyが(自分は手作り感溢れる感じがたまらなく好きなんだけど)大不評で、Ramはかなり力が入っているのだけど当時はそれでも不評だったようで……めちゃめちゃいい作品なんですけどね。




Ramスーパーデラックスエディションの中身

 スーパーデラックスエディションの内容物としてはまあ色々あるのですが、音的な話をするとオリジナルリマスター、アルバム未収録曲リマスター、オリジナルモノラル音源リマスター、それと変名で出ていたRamのオーケストラバージョンリマスターというCD4枚組。


 個人的に一番注目しているのはオリジナルモノラルリマスター。ステレオマスターは若干の行儀良さを感じたりするのだけど、モノラル版は完全に物理で殴りに来てます。
 ステレオ版と比べると、音像が1カ所に集まっていて、またボトムがしっかりしていて全体的にとてつもない攻撃力を発揮しているように聞こえる。特にToo Many Peopleの後半が狭い中を暴れ回るようなギターソロとぶんぶん唸るベース、バスドラムのズンッズンッとくる響きが、なんともぶち切れている感があってよろしい。


 なんといっても、どのCDも音が分厚い。今まで聴いていたリマスター前の音源と比べると、すぐそこで楽器を弾いているような生々しさがあって、ここ最近のリマスター技術はどんどんあがっているのだなぁと思いますね。「今までこんな音鳴ってたんだ」と初めて気がつくことも一つや二つじゃなかったり、きっちりコーラスが分離して聴くことが出来たりして、いやはや時代の流れとは恐ろしいものだと思ったりしますな。


 まあというところで、今回はお開き。最後にRam on (Long version) という謎のバージョンをYoutubeで見つけたのでぺたり。しかし、なぜひだまりスケッチなんだ……