- 作者: 逢空万太,狐印
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2013/04/16
- メディア: 文庫
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ぬるぬる動くほうのアニメ2期も相も変わらずな感じで進んでいますが、這いよれ!ニャル子さんの最新刊11巻が出ていたので早速購入。とりあえず全部読み終わりましたが、いやぁ相変わらず面白いねぇ……
今はなき丸山書店高野店(今は大垣書店 高野店)で適当に表紙買いした1巻を読んで幾年。最近は本を買うと言っても、技術書とコミックと新書ぐらいで小説のたぐいをほとんど買ってないのですが、ニャル子さんだけはほぼ遅れなく買ってるんですよねぇ。
ニャル子さんの展開はもうだいたいパターン化されていて、どんなくそくだらない伏線をラストの解決に持ってくるのかダービーを毎度開催して作者と対決するのが非常に楽しい。後、大体作者がネタにするものが自分と同年代ぐらいっぽい(今回だと秘宝伝説の「じこしゅうふく」とか)ので、無駄につめ込まれたパロディを一個ずつピックアップして「こんにゃろー」とニヤつきながら読むのもよいよい。
とにかく、肩肘張らずにクスクス笑いながら「バッカでー」と言える軽い読み物ってなかなか貴重な存在。同じ作者の深山さんちのベルテイン (GA文庫)も同じような匂いで、好きなのでこっちの続刊もお願いしたいところです。
それにしても、今回の内容的には暮井と真尋の関係を一歩進めるってところが、大きな前進であるけどちーっとも話が進んでいるように見えないのは、前前巻あたりで大きく進めたせいなのか、いつもどおりの展開のせいか。
今回のハイライト
ぬるぬる動くアニメ2期が始まったからか、ネタ的にはアニメ関係のネタが随分多くなったように感じる。細かい中の人ネタもあるけど、アニメ自体が別の時間軸の話と小説内で明言しちゃってる状態なので、これからもバンバン突っ込んでいくのかなぁ。前巻のアト子登場もぬるぬる動かないFlashアニメ2期ネタで、がっつり取り込んじゃってるので、ある意味懐の深い作品だなぁと思いますわ。
- 初っ端からコマンドー
- 各声優(アニメ版)のネタたくさん
- gdgd妖精かドラゴンボールか……
- ハス太、別の時間軸のハス太と混線(アニメが始まってからよくある)
- 直接語りかけるイス香
- 急に歌っちゃうのか
- ブロントさんもニンジャもいる
- 市民、あなたは幸福ですか? ZAPZAPZAP
- 無理のない課金をどうぞ
- アーティスト: 後ろから這いより隊G
- 出版社/メーカー: DIVEIIentertainment
- 発売日: 2013/04/24
- メディア: CD
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