UX/HCD概論とオブザベーションワークショップに参加してきた

UX/HCD概論とオブザベーションワークショップ - UX Kyoto #01

 いつもの感じでちょこちょことメモはとったけど、どっちかというと体動かして考えてと常に行動していたので後のほうなあんまりとれてないのよね。実際メモとってどうこうというより、UXの通り非常に「体験」というものが重要なワークショップだったように思える。自分はエンジニアなのでどうしてもプログラム書いたりすることを考えると、とっかかりとして「手を動かして覚える」っていう側面は必ず必要(もちろんその後に座学的なものもやった上で)だと思ってるので、今回の講師をしてくださった浅野先生の話はなるほどなぁと思いながら聞いていた。
 サービスを作るというのが、今回一つの着目点で機能じゃないんだそれを使う状況まできっちり考えないとUXじゃないとおっしゃってて、ここら辺も全体を見通す視点が必要だよねと常々思っていた(というか大学でこの辺の勉強していた身として)深く頷かざる得ない話を聞くことができて、改めて腑に落ちる思いでした。

 今回のワークショップはこれまで何度かワークショップに参加したことがあるかたがたがいらっしゃったので、その方々に引っ張り上げてもらったという感じで、もうちょっとアグレッシブにネタを出すことができたらよかったのかなと思う。いやあ、ゼリーはおいしかったです。

 んで、こっから今の仕事に活かせるかというと、多分そのまま活かせることはないかなと思う。今は基本すでにあるシステムの改修とかが主になっちゃってるし、がっちりUI部品がそろってるうえに、そもそもUXを考えて幸せになるかというとそういうものでもないなと思った。なにせ仕事の中で必ず使われる専門的なものであるので、使いやすければよいがその人の体験がどうかというところまで踏み込むのはちょっと違和感を感じる。  ただ、どういう状況で使われるのか、そのときにどういう風に使われるのかを考えること自体は大事だなと。こういうエッセンスはしっかり身につけておきたいですな。