最近アイドルマスターのことばっかり書いてるけど、アイマスSSA2日目の話書いちゃうぞ

 すっごい遅くなってしまったが特に大作でもない。まああんなものが見られたなら、SSAまで行った甲斐があった。よかった。

垣根ってなんだったんだろうか

3つの流れの融合が産んだ、初めて目にするアイマス。“THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014”初日レポート|リスアニ!WEB 末娘の里帰りに、5年ぶりの「おかえり!」 “THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014”二日目レポート|リスアニ!WEB

 ほんとは1日目も行くつもりで金曜に前日入りするつもりだったのだけど、直前になって体調が悪くなり急遽取りやめ。1日目は休んで2日目に行くということになっちゃいました。ライアー・ルージュとかミツボシとかNever say neverとか聴きたかったのだけど、残念。が、TwitterTLや現地でライブ行ってるわさます勢の興奮冷めやらぬポストやらを見ると*1、「これはやっぱり見に行かないとなぁ」と。
 幸い2日目はそこそこ体調もよかったので、5時間とも言われるライブにも耐えられるだろうと判断して新幹線に飛び乗る。現地着いて物販に頼まれてたものを購入したけど、やっぱり2日目なのでガラガラでしたね。売り切れもありましたが、頼まれたものは全部買えたのでスムーズに終わったことがよかった。

 さて、ライブについてですが……

 まず1点。これまで単発的にそれぞれでやってきたことがここで合流して、公式がこれら全てが「アイドルマスター」という一つのコンテンツなんだぞと見せてくれたところは非常によかった。思った以上に765プロシンデレラガールズ・ミリオンスターズさらにはディアリースターズを絡めてきて、なんだよー公式やってくれるなーと汗と涙を吹きながらシナモンブレードIIIをふっておりました。
 後から振り返って考えてみると、シンデレラガールズのヒットからミリオンの稼働と地道にLTPイベント、そして劇場版とここらである種のまとめを作っておきたかった、かつシンデレラガールズとミリオンスターズをちゃんとお披露目するというところが大きかったんだなと。個人的にはもっと縦割りで765プロゾーン、シンデレラガールズゾーン、ミリオンスターズゾーン、と展開すると安易に考えていたんですが、公式できっちりやってきたのは「おお、これだよ!これ!」という自分のツボをジャストに押してきた感がありますね。

 まあ今回のライブで結局自分はアイドルマスターというコンテンツ全体が面白くて付き合ってるんだなというところを改め思ったので、満足です。もちろん、Thank youのメインスクリーンはない、とか注文つけたいようなところもあった気がするが、もうあまりそのへんの記憶が薄いので置いておく。

歌は素敵だ

 2点目としては、自分が思った以上にパフォーマンスがすごかったなというところ。一部、浅倉杏美のAlright*や木戸衣吹のオリジナル声になってなどは泣いて声が出てなかったりしてたけど、感極まっちゃったかぁしゃーねーなー、次はきっちり決めろよーと。これまでの文脈考えると、この舞台で涙を見せるのを我慢できるかというところで、ぶわっと感情が高ぶったんだろうと。時期は違うにしろ浅倉杏美木戸衣吹もこのアイドルマスターに関わるのは後からきたわけだし、SSAという大舞台かつあの光の海を感極まっちゃっうよね。しゃーねーしゃーねー。*2

 まずは765プロ。基本的にど安定。中村先生の乙女はいつもどおりの楽しさだし、ミンゴスミンゴスだったし、チアキングはあずさとのギャップと類似性が同居していた。アッキーはよかったし、ぬーはどんどんかっこよくなっていく。はらみーの相変わらず貴音だった。下田の飛び道具感はあまりなかったけど、ビジョナリーの可愛さは新たな発見。チクタクを仁後ちゃんが歌うと感情が揺さぶられるし、平田さんのエージェントはいつもどおりしびれた。
 中でもMy songの釘宮さんは神々しかった。200Lv、丁度花道の真横で後ろから眺める形だったけど、一つ一つ階段を登っていくあの姿と歌は脳裏に焼き付いている。以前SSAでやったけいおん!!のライブもセンターステージで4人がスポットライトに照らされて歌っていた記憶が鮮烈に残っているけど、今回のも同様に強烈に残っているのは、やはり特別なステージだったからということなのだろうか。

 2日目はミリオンライブに出ている子たち(ミリオンスターズだね)のソロもあった。8thライブBDを先に見ていたせいか、ぴょんころもちの3人それぞれのソロはぐぐっときた。トキメキの音符になっての曲始まりが数日やたらと頭のなかを巡っていたり、Precious Grainの力強い歌声もよかった。みんな歌がうまくて、ああバンナムはここに力入れたいのかなぁと思うなどしていた。
 自分、わりとCDシリーズとしてのLTPは楽曲それぞれの力はあるんだけどあまりキャラも見えてこないし、ミックスもぼやっとしてて明瞭でない、アルバム通して聴くと楽曲が似通ってて*3、評価的にはイマイチなシリーズなんだけど、いやはや生での力はやっぱり強い。ああいう感じでセットリストに組み込まれると、アクセントとして楽曲が生きてくるなと。今ミリオンライブをやり始める人が非常に多く見受けられるけど、やっぱりちゃんと露出していかないと手にとってもらえるようにはならないので、バンナムは頑張ってください。

 シンデレラガールズ、Cu3連発は大変でした。シンデレラガールズのアイドルの飛び道具感とかいうことを、どこかのだめひゅさん等々言っておられましたが、この3連発はまさに飛び道具。しかしインパクトは強いながらもめちゃくちゃ歌うのが難しそうなこれらの曲を、素晴らしいパフォーマンスをしてくれたあの3人はすごい。おねだり Shall weのめまぐるしい曲展開をなんなく乗りこなしていく高森Pといい、絶対あの早口つらいと思うあんずのうたをメデメデしてくれた五十嵐裕美三宅麻理恵は初参加ながらも会場がウサミン星人集会となるヒートアップぶり。メルヘンパワーの後、花道を息を切らしながら走っていたあの人はそれこそ安部菜々だった。やっばいなーこの人達すごすぎるよ。
 DOKIDOKIリズムの山本希望はパワフルでどーみてもパッションだったし、黒沢ともよのステージングが完璧だったRomatic Nowの盛り上がり方。どう考えても映像化して金取れるレベルでしょう。はよだせ!
 後ね、ふーりんこと福原綾香。響ラジオステーションでSSA直後に配信されたデレラジのコメント欄に「ふーりんは、ずっと前から戦ってたよ。」と佳村はるかから言われたというイイハナシがあったけど、この人はほんと戦い抜けてここまできたんだと涙なしにはNation Blueが聴けなかった。シンデレラガールズ765プロのローソンイベントでぬーがKisSを歌ったあの空気のあと、「このあと大変だろうなー」と思っていた自分をぶん殴ってくれるかのようなパフォーマンスを見せた、あの福原綾香が育った姿だと思うと今でも視界がぼやける。同じCoとして、青木瑠璃子の存在も見逃せない。多田李衣菜はCoか?と言われることもあるシンデレラガールズ界隈、Twitter芸人っぷりを見せるるーりぃだったけどステージのあの人はCoolだった。1日目の流星群後に歌ったTwilight skyが見られなかったことが非常に悔やまれる。だからはやくえいぞ(ry
 いかんね、シンデレラガールズは最初からそれなりに付き合ってきたところもあり、自分の中に積み重ねられてきた文脈が存在するのでどうも贔屓目がちになっちゃう。765プロはもうがっちり慣れたものだしねぇ……次はミリオンスターズにこの文脈が積み重ねられるのか楽しみです。

 最後にディアリースターズ。うん、戸松さんが出てきたときのことはあまり覚えてない。メインスクリーンに「日高愛 戸松遥」と出た瞬間のとうとう起きてしまった感と、高揚感は覚えているが肝心の歌がどうだったかあまり覚えてないくて、やっぱり映像化で記憶を鮮明にしておきたいところです。ここはこれ以上書けない。はやくはやくえいぞ(ry

輝きの向こう側を見たい

 自分自身、アイマスには曲とラジオから入ってきたところがあるので、SSAでの多種多様な曲と声優さんのパフォーマンス、そして会場の熱気、これらが非常に満足できる形で体験することができた。ここでアイドルマスターというコンテンツはこれらを内包するんだというメッセージが見られて、ほんとよかった。で、やっぱりこの子たちが次にどうなるのかは、わくわくと見守っていきたいよね。シンデレラガールズは第6弾も出てどんどん拡大していくだろうし、ミリオンスターズはやっとLTPシリーズが全員分出てここから深堀りがされていく。765プロの面々もディアリースターズもなにかしらの展開が待ち受けているでしょうし。まあ、懐具合は大変になるだろうけど……バンナムさんのお手並み拝見ですわ。

 それから……SideMのメンテ明けはよう

*1:ただただしさんの日記とかね

*2:まあ、次はちゃんとしてほしい

*3:前にtweetしてたような気がするが、アニメのOPEDをずっと聞かされている感じ