遅れた母の日にチーズを送る

あれこれですっかり母の日を忘れており、気がついたのがその当日だった。「別になんもいらんよ」と言われるのが常々なのだが、ここは遅れてもいいからなんか送っておくかと考え、下のブツをチョイス。

半分は親がチーズ好きなので、半分は最近うまいチーズ食ってないなと自分のため。なんとも現金。

一応注文後に発送のメールなどを待っていたのだが送られた気配もなく、まあ物流が大変だからなぁと気長に待っていたら、なんと今日届いた。早速開けて夕食にさけるモッツァレラチーズを食べてみたが、味もよく美味しかった。これは他のチーズも期待できそうだ。

テレワーク、その傾向と対策

元旦から一つも記事を書いてなかったが、昨今の情勢によりご多分にもれずテレワークを実施している。だいたい2月半ぐらいからは週に1回出社、3月ぐらいからは完全にリモートで働いている状態だ。 とは言ってもそもそものテレワーク……リモートワークの方がしっくりくるので以後リモートワークと書くが、リモートワーク歴自体は結構長い。前職からリモートワークが許されている環境だったので、適度にやってきたし、今の職場も週1でリモートワークするのは問題なかったためよく言われてるような急激な変化はなかった。強いて言えば、職場に常設されてるお菓子が食べられないのと、日々の通勤で消費していたカロリーが消費されなくなったぐらいだろう。

以下、個人的に気をつけていることを書き出してみる。

椅子

椅子は大事とよく言われるし、自分もこれは同感。元々オカムラのバロンを使用していてもう数年ぐらい経つのだが、正直事務所で使用しているものより座ってるときの快適さが全く違う。

肩の辺りまで背面があるハイバックのものに可動式ヘッドレストをつけていて、何時間でも座ってられる。自宅万歳。

軽めの運動&スタンディングデスク

しかしながらずっと座っているのもいけない。ありがたいことにApple Watchさんは1時間に一回立ちましょうと促してくれるので、その度に足踏みしたり軽めの筋トレをしたりして動くようにしている。

他にもこういうのを使って、スタンディングデスク代わりにしたり。まあたってもそのまま動かないのであればあまりよろしくないという話もあるので、軽めに体を動かすようにしている。

ネット回線

以前よりネット回線がなーと思っていたのだが、ちょうどコロナウイルスの話が出始めたときに一念発起した。と言っても、新規に回線を引いたわけではなく既存のフレッツ回線をIPv6(iPoE)にできるプロバイダに変更して対応。プロバイダにはBiglobeをチョイス、単純に自分の格安SIMと合わせた形である。現状だと有線LAN経由で300Mbps、無線LAN経由で190Mbpsぐらい出ている。何より速度が安定して、夜間帯の速度低下がなくなったためにストレスがない。弊社でも回線速度でヒィヒィ言ってる人がいるので、まともに仕事できる状況はとてもありがたいなぁ。

お仕事

仕事に関しては意識して変えたことはない。チャットが染み付いているので対面でないことにストレスがないし、脳がそう出来上がってしまっているのだろう。でもまあ強いて言葉に残しておくのならば、

  • なるべく痕跡を残しておく
    • meetsなりzoomなりで話したことは議事録にしたり、そこまでしないまでもチャットに決まったことを書いておいたり
    • わからないことがあれば、「わからない」ことをチャットに書いたり、思ってることを書いたり、なんなりと残す
    • こういうのにちょうどいいブログ記事を過去に読んだんだけど、誰のだったか忘れた……
  • 区切りをつける
    • 仕事前に散歩するとかよく言われてる
    • 自分の場合は服を着替えたらスイッチが切り替わる感じする
    • 上に書いた軽めの運動なんかも区切りになってる

ぐらいはリモートワークかかわらず意識してて、それが良いのかなと。

まあしばらくの間はこんな状況が続くだろうし、健康で健全な精神が保てるようがんばりましょう。

お題「#おうち時間

今年はどうだっけ?

どうだったかなと思うと、今年は今まで以上に何もできなかったなぁと思っていて、特に仕事の面では知識的な貯金も尽きてきていてそろそろやばいなぁと危機感を持った一年だったように思う。なんとなく体調もいまいちだし、やりたいことも読みたい本もそこら中に積み重なっていて、不完全燃焼。来年はどうなるかねぇ。

紛れもないThe Whoのアルバム「WHO」

Who

Who

  • アーティスト:Who
  • 出版社/メーカー: Universal
  • 発売日: 2019/12/06
  • メディア: CD

Youtubeでスタジオ風景をとった映像が公式で出てたことに気がついたり、なんか新作が出ると聴いたのがつい最近のような気がしてたが、発売日をしばらくすぎてからもう手に入ることに気がついた程度にはここ最近のThe Who情報に疎かったりする。が、Apple Musicで聴いてみたらこれがなんともThe Whoのアルバムという感じで、嬉しくなってすぐAmazonでCDを注文してしまった。ここ最近は通勤のローテーションに入れているが、ほんとにお気に入りで、彼らが頻繁にアルバムを出していた60年、70年代と同じくエネルギッシュで気を抜いたら崩れてしまいそうな繊細さを持ち合わせた音を今になって聴けるのは本当に喜ばしい。オリジナルメンバーはもう二人しかいなくなってしばらく経つのに、ここまでThe Whoなアルバムに仕上がっていて傑作だと思う。もちろん、ドラムとかベースの質感はキースやジョンと違うのだけれども、バンドとして合わさったときのマジックはまだまだ生きていて、凄まじいなと感じる。

個人的には四曲目のDetour*1が、見事にボ・ディドリーのリズムで大変お気に入りなんだが、ボーナストラックに入っているGot Nothing To ProveがQuick oneかSell outに入ってそうな雰囲気の曲で、このアルバム単体で全てのThe Whoがやってきたことをまるっと詰め込んだお得感がある。ロックでもポップスでもミニオペラでもなんでもやってきた奴らだ。

特にYoutubeで先行して発表されてたAll This Music Must Fadeを聞くと、The kids are alrightから何から何までThe Whoなんだよね。泣きそう。

www.youtube.com

一方でShe rocked my worldみたいなこれまでなかったような曲調もあり、多分自分はこのやってきたこととこれからのThe Whoをみずみずしく感じるのが好きなんだろうな。年齢を感じさせずに、でも経験がなければここまでの素晴らしい音になっていない。一度でも生でライブをみたいなと思ってしまうのはわがままだろうか。The Kinks共々お願いしたい。

www.youtube.com

*1:The Whoの母体となったThe Detours関係あるだろうなぁ

ライヴ・フィルム『ロジャー・ウォーターズ US + THEM』

www.110107.com

これを書いてるのが12月も後半といったところなので、もうすぐ1ヶ月ぐらい前になってしまうのだが見てきたことを残しておく。特定の強い動機があったわけでなく、たまたまネットでやるのを見かけて、しかもその日限りということでなんとなくチケットの抽選に申し込んでみたら当たってしまったのだが。まあ、色々音楽を聴いている中で、Pink Floydロジャー・ウォーターズにあんまり触れてこなかったなと思っていたので、ちょうどいい機会だったのだ。

ありがたいことにすでにSpotifyでセットリストが公開されていたり、Youtubeに観客が撮影したライブがちょいちょい上がってるのでどんな雰囲気だったのかは確認できる。

ロジャー・ウォーターズが活動を始めた1960年代の音楽はよく聴いているほうだと思うのだが、ライブでここまで自身の思想を行き渡らせた物を映像等で見たことあるか、と言われるとおそらくないだろう。それほど昨今の世界状況について警鐘を鳴らしたいという思想が滲み出た、悪く言えば説教くさいと言われてしまうようなライブだった。もちろん、ライブとしての質は最高であった。The Dark side of the moonを中心にして、様々なPink floydの曲と自身の曲でライブのコンセプトを組み上げていた。The greate gig in the skyなど震えるほど美しかったし、真似したくなるMoneyのベースフレーズも聞けた。ラストのEclipseまでの流れはやっぱりアルバムで聴いたとき同様の感動もあった。映像含めて構成はしっかりしていて、エスタブリッシュメントに対する批判がよくわかるような内容だったなぁと思う。色々楽しめたはず。

Dark Side of the Moon

Dark Side of the Moon

  • アーティスト:Pink Floyd
  • 出版社/メーカー: Parlophone (Wea)
  • 発売日: 2011/09/26
  • メディア: CD

炎‾あなたがここにいてほしい‾

炎‾あなたがここにいてほしい‾

  • アーティスト:ピンク・フロイド
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2006/09/06
  • メディア: CD

Wall (Remastered Discovery Edition)

Wall (Remastered Discovery Edition)

  • アーティスト:Pink Floyd
  • 出版社/メーカー: Parlophone (Wea)
  • 発売日: 2011/09/26
  • メディア: CD

Animals - 1st

Animals - 1st

  • アーティスト:Pink Floyd
  • 出版社/メーカー: Harvest
  • メディア: LP Record

話変わって、この映画見た後に改めてThe dark side of the moonをまるっと聴いてみたが、これがなんかスッと入ってきて。さっき「色々楽しめたはず」とは書いたが、同じ曲でもライブだとかなり刺々しく感じたのはなんでだろなとしばし考えていたのだが、コンセプトとして全く違うこともあるのだろうが、なんとなくロジャーウォーターズだけではやっぱりものたりなさがあるんじゃなかろうかと。そんなことをRun devil runでギターを弾いてるギルモアのことを、頭の片隅にうっすら思い浮かべながら考えていたのでした。

www.youtube.com

Run Devil Run by PAUL MCCARTNEY (2011-08-23)

Run Devil Run by PAUL MCCARTNEY (2011-08-23)

  • アーティスト:PAUL MCCARTNEY
  • 出版社/メーカー: Universal Japan
  • メディア: CD

失敗から学ぶRDBの正しい歩き方 読了

失敗から学ぶRDBの正しい歩き方 (Software Design plus)

失敗から学ぶRDBの正しい歩き方 (Software Design plus)

ここ最近、SQLクエリの書き換えやチューニングしたりしていたので、何か新しい観点を得られるかなと手にとってみた。

実はSQLアンチパターンはすでに読了済みなので、どうだろうと思っていたがアンチパターンでも出てきた内容の復習にもなり、新しい視点も得られたと思う。

SQLアンチパターン

SQLアンチパターン

raydive.hatenablog.jp

個人的にグッときたのは、

  • 失われた事実
  • 効かないINDEX
  • フラグの闇
  • ソートの依存
  • 複雑なクエリ
  • 塩漬けのバージョン
  • フレームワーク依存症

と言ったところだろうか。特に「失われた事実」で履歴データがない事による弊害や「効かないINDEX」「ソートの依存」のところは現在進行形で考えなきゃいけないところなだけに、どういう観点を持って改善していこうかと参考になるなーと読んでいた。また「フラグの闇」で出てくる「状態を持たずに事実のみを格納する」、この観点は自分の中になく、発見であった。これはDBの設計だけじゃなくてそれこそソフトウェアアーキテクチャのお話だとEvent Sourcingなどにも通づるところがあるなと。「複雑なクエリ」についてはSQLアンチパターンでも印象に残っていた箇所なだけに、なるべくシンプルなSQLを書いていきたいなという気持ちを新たにした。バージョンアップについては……うん、ちゃんとしていきたいね。

全体的に読みやすく参考文献もSQLアンチパターンを筆頭にいくつもあげられており、もしデータベースであまり性能が出ていないとか改善が必要ならばまずこの本を手にとってみるのがいいかもしれない。