「深山さんちのベルテイン」をJR京都線快速の中で読破してみた

 いやはや、よい息抜きになりました。


 はじめは、「這いよれ!ニャル子さん」の新刊が出たと聞いたので、仕事帰りにさくっと買ってさくっと電車の中で読んで帰ろうと思ってたのですが、平積みのニャル子さんの隣にこれが。



 裏を見ると「男の娘」とか書いてあるので、思わずほいほいと購入。いや、それだけじゃなくてw、ニャル子さんと同じ作者(逢空万太)ということからして、気負わずに読めるものを期待したんですよ。で、まさしく期待通りだったわけなんですが。


 まさか電車乗り過ごしそうになるとはな……


 4〜10数ページぐらいで1章というショートショート的な構成。おかげでリズムよく読み進めていけるし、切り上げもしやすい。これは電車の中で読みやすい本だ。
 主人公の立ち位置というのも面白い。「男の娘」って裏表紙に書かれているので、どういうタイプなのかと思ったら、本当に「女性」になりたいと思っている子なんだねぇ。それを軸にして、メイドロボや幼なじみ二人、先輩ヤンキーが絡んでくる。特にメイドロボ、ベルテインのマスコット的なかわいさがなんだか愛らしいんだけど、「変身」後ベルテインと主人公の妙な関係もなかなか……


 思っていたとおりの肩肘張らない内容で、よいよい。これは続きが読んでみたい。


 あ、ニャル子さんも購入したので、そのうち。そういや「深山さんちのベルテイン」にニャル子の影が……