『日常』第16話で思わず涙を誘われた件について



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 マイバラードとかちょっとずるいじゃないかー。
 同じ世代でも歌っているところと歌ってないところがあると思うけど、少なくとも自分の中学時代には大地讃頌と並ぶぐらい歌いまくった合唱曲じゃないかー!
 テノールパートだったぞー、このやろー!


 Wikipediaのマイバラードの項を見ても分かるとおり、中学生の合唱曲としてとても有名な曲でございます。そういえば第14話の「翼をください」といい、15話の「気球にのってどこまでも」といい合唱曲を持ってきているということは……今後もこういう学校で歌われる合唱曲を持ってくるのかなという想像は容易に付きますなぁ


あの日教室で歌った 思い出の合唱曲

あの日教室で歌った 思い出の合唱曲


 そもそもこういう合唱曲を持ってきているのは、第一義的には第2クールになって『学校』という要素が作品の中で大きくなってきたから、さらに一つの芯として印象づけようとしているのだろうと思う。


 個人的には第1クールは繰り出されるネタの応酬を楽しみ、研究所パートや幕間劇で箸休めするという、モンティ・パイソンに代表されるようなスケッチ・コメディーとか4コマ漫画に近いもの(まあ原作でも4コマパートがありますが)を感じていたけど、第2クールはそこに『なのの学校入り』という全体を貫くものが入ってきたので、ぶつ切りだったものに対して意図的に連続性を持っているように見せている気がしてなりません。



 後、やっぱりノスタルジーを喚起させるのが狙いなんだろうねぇ。EDの映像を見ていても、4人が並んで下校しているところなんかぐっと来てしまう。『おれらにもこんな時代があったじゃないか』という郷愁の念を湧き起こさせるなんて、京アニは『けいおん!!』から続いておいらを懐かし殺しにきているとしか思えない。


参考:
楽器経験者が見る「けいおん!!」という特異なアニメについての覚え書き - 日々の御伽噺
けいおん!の演奏シーンという『非』日常性とノスタルジーについてのメモ書き - 日々の御伽噺




 ま、そんなことはおいといても。
 今回は前半から後半にかけての流れが最高に面白い




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 荒ぶるみおちゃん(CV:相沢舞)の見事な土下座から。



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 みおの驚異的身体能力によって複数名がやられる。
 前半部分、ほんとに声優陣の演技がたまらん。原作でもこのエピソードは好きなところでしたが、さらに好きになりましたね。



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 後半部分はここと



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 ここですよ。


 みおに「笑顔の天才」といわれるだけあって、ゆっこが輝いている。もちろん、ここに至るまでの話の展開も非常に楽しくて、好きでございます。


 そしてエンディングに入って、Cパート。坂本かっこよすぎるだろ!と声を大にしていいたい。


 やっぱり『日常』は面白いなぁ、といったところ今回はお開き。


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