「そろそろ入れ時だろう」と考えて、昨日インストールしました。
一応、その証拠。
インストール自体は、App Storeからのダウンロードにえらく時間がかかったことを除けば、今までのアップデートと比べて格段に楽な種類のアップデートであったといえるのではないでしょうか。ちなみに Make a Bootable Mac OS X 10.7 Lion Installer from a USB Flash Drive を見て、USBメモリによるインストール媒体も作成済み。
USBメモリは8GB必要ということなので、自分はLaCie USBメモリ iamaKey 16GB LCU-IM16Gの8GB版を購入してみました。別に安いのでもかまわなかったけど、気分的に・見た目的に「OSのインストーラ」ということが分かるようにしてみました。
ちなみに Lionのインストール用起動可能ディスクをDVDやUSBメモリで作る - Macの手書き説明書によると、「Recovery HD」(OS X Lionから作られるリカバリー領域)が作られないようなので、ホントのクリーンインストールには8月頃に出るらしいUSB起動ディスクを購入すればいいんじゃないだろうか。
雑感
今のところ特にこまっていることはないので、アップデートしてよかったとは考えています。一応自分の使用アプリケーションで動かないと困るのは、
- Lightroom 3
- 1Password
- TextExpander
- LimeChat
- Adium
- SimpleCap
- Alfred
- ClipMenu
- ATOK 2011
- iScrobbler
- Evernote
- Keymap4Macbook
- Microsoft Office 2011 for mac
あたりだったけど、1PasswordのSafari拡張の動作が、Chromeとかと同じようになってちょっと扱いづらいが動きもしないという状態ではないので特に問題もなく。ちょいとお仕事の関係で必要になりそうなEclipseも起動時にJavaをインストールするかと聞かれてくるので、迷うことなくインストール。2chブラウザ「V2C」も動くことは確認済み(ここ最近はThousandを使ってますがね……)。
どのアプリケーションが動くか、この設定変えたいけどどうすりゃいい?などは以下のサイトを参照。ググればいっぱい出てきますが、下の新Mac板のまとめはざっと見るのに便利です。
Application Compatibility for OS X Mountain Lion & iOS - RoaringApps - App compatibility and feature support for OS X & iOS
Macまとめ - Mac OSX 10.7 Lion@2ch 既出質問まとめ
嬉しいところ
Mission Control!
Lionにして一番嬉しかったというか、「おれがSpacesに求めていたものがやっと(大部分が)実現されたぜ」というところが非常によい。
Snow Leopardまで「作業ごとにSpacesを分ける」ってことをやってやたらとウィンドウが散らばるのを防いでいたんですが、「iTunesに一画面与えるのも無駄だしなぁ」とか思っていたのですよ。
それが今回導入されたMission Control(+フルスクリーンアプリケーション)で、例えばMailやiTunesはフルスクリーン化して画面外に追い出して、デスクトップには必要なウィンドウのみ表示して、Mission Controlで何かの時はiTunesにさっと切り替え。MacBook Pro(Mid 2009)を使っているので、トラックパッドでスムーズな切り替えが出来るのがとてもありがたい。
(Mission Controlでスクリーンショットを撮ると、セカンドディスプレイは別の画像として出力されるようだ。めんどくさいのでそのまま載っける。)
開発環境はというと、LLはpythonは2.7系から2.5系までそろってるし、RubyもPerlも新しめのバージョンが入っているようだ。Pythonは今までlibeditが色々ダメな感じだったので、Gnu readlineを別途入れてビルドしていたのだけど、今回のバージョンではヒストリ機能がちゃんと動いているように見える。
まあ、標準のはライブラリとか入れると色々めんどくさいことになるので、いつも通り自前ビルドでいれるんですけどね。
今イチなところ
MIssion Controlだと、各アプリケーションをどのデスクトップに置くかという設定が個別で選択しなければいけなくなったこと。前のSpacesだと、システム環境設定からSpacesの項目に設定が集中していたのでそこを見ればすむ状態だったのが、めんどくさくなってしまった。これはSpacesの仕様を踏襲して欲しかったなぁ。
再開機能はわりとありがたいが、GUIから個別に無効にしたいアプリケーションを選択できないのがなんとも…… 10.7 Lion で特定のアプリの「再開」を完全に無効にする方法 | Macとかの雑記帳を見ると、コマンドラインでは出来るのだけど。この辺りは容易に出来るようにして欲しかった。
SafariはどうもFlash playerとの相性がいまいち良くないようで、時々日本語入力が出来なくなるときがある。いったんウィンドウからフォーカスを外すと入力できるので、入力ソースを切り替えたときに上手く追従してないんじゃないだろうか。ニコニコ動画にコメントが打ちづらいです。
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概ね満足
多分自分が、あまり過去から引き継いだソフトとかがないせいだと思うが、特に大きなトラブルもなく移行できたし、良かったと思える機能もあったので概ね満足しています。後はバージョン上がるに従ってどれだけ安定するかってところかなぁ。