前提
という認識で書いております。
つまりAppleはダメダメ。
ここから
ここの記事とそのはてなブックマークのコメントを見てると、いろいろな思惑がからみ合っていつもどおりのはてブコメなわけですが、Appleをここぞと叩く人がいてなんだかなーと思うことしきりでして。
自分の感じるもやもやとした違和感、このへんのことをつらつら書いてみます。
Appleって(ピー)だよね
多分元のエントリが論点にしたいところって自分の解釈で書いちゃうと、App Storeのレビューワーによって申請が通ったり却下されたりと、Appleの曖昧な基準によってアプリが出せなくなっちゃうのはいかがなもんよ、ってところだと思いました。
レビューの質が悪いみたいなことは話として聞いたことがあるので、それは確かに正しい指摘であると思う。レビューワーの質をもっと上げる必要がAppleにはあるし、規約・レビューのおかしいところは直されるべきであります。
元々そういう契約なのでこういうものだと思うが、"1984年"をパロってCMを打っていた企業のやることがこういうことなのかと思うと感慨深い。 レインボーカラーのAppleは、今では単に洗練された白いAppleだ。
ごもっとも。
僕たちは慣例として、このようなものに対してはSuckであるという態度を示し続けなければならない。
ごもっとも。ごもっとも。
で、これはどう使うのか?
けれど、レビューワーが却下した気持ちも想像はできる。
"はたしてこのアプリは何者なのか。どうやって使うのか。この数値が書かれたボタンは何か。このスライダーは……"
どのようなやり取りが行われたのか、あのブログの内容だけではわかりませんが有象無象のユーザがいるApp Storeに置いてユーザがこれを使おうとしたときに使うことができるだろうか。使い方をきちんと理解させることができるだろうか。
その理解させる材料がそろっているかいないか、そこまで考えた上でレビューワーが「却下」という判断を下したんじゃないだろうか。で、だいたいはてブコメントで「使いやすいの?」的なことを言ってる人ってAppleがSuckなことはわかった上で、「お前さん、ユーザが使うことをほんとに考えてるのかい?」という問いかけが入ってるんじゃなかろうかと思うのです。問題となるレイヤーが違う。
なので自分はこの件ではAppleが悪いとも判断が付きませんし、このアプリが却下されたのは本当にレビューワーの価値観を超えたからなのかということに疑問符が付きます。まあこのアプリのレビューが正当かどうだったかは、内容見てないとわからないままですがね。
締め
- AppleはSuckなのはだいたい間違いない
- だからといってこちらの努力を怠ってもいけない
- この件「だけ」については価値観の相違以前じゃないだろうか
- でもまあ全て想像の域を出ないので、もう歯を磨いて寝ます
おやすみなさい。