- 作者: Drew Neil,新丈径
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/08/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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初めて大学でDebian触ったときはEmacsでがりがりCを書いたりしてたせいで、惰性でCocoa Emacs使ったりしていたのだけれど、いろいろ設定したりするのが面倒くさくなってきたせいで、VimにいったりMacではSublime Text2を使ったりと安定していなかったのだけど、お仕事がVisual Studio+ C#から、Rubyに変わったおかげでエディタをとりあえずVimに固定してみた。
NeoBundleで色々プラグイン入れてみたり、キーバインドをちょっとずつ変えてみたりしてなんとか仕事できるような状態にはなっているかなと思うけど、まだまだVimを扱いこなせていない気がするのでなんとなくタイトルに惹かれて買ってみた。
文章を編集するということを一段階メタに考えさせる
まだモードの途中までしか読めてないのだけど、そこまでだけでもなんとなくで使ってたVimに対して目から鱗が落ちる思いだった。本の中で書かれていることはVimの機能を使っていかに早く編集していくかというところがメインであるのだけど、そこに流れている思想はその文章・プログラムのコードなどどういう単位で扱っていくのか、頭の中の編集したい単位で編集をする、しかも最短の道でということだろう。
これまで、
- ここを編集したい→文字を消して新しい単語を書こう
だったのが、
- ここ編集したい→この部分はこういう構造だからこう編集しよう→他の部分に同じところがあるな→ドットで繰り返そう
という思考に切り替えられて、一回書いたものを一つの部品ととらえてかつ組み合わせてVimを縦横無尽に操作しよう、というメッセージを読み取った。うーん、新鮮な感覚。
まあ、まだまだ後は長いので読みつつ仕事で試していこうかなというところです。