チーム開発実践入門を改めて読み返してみる日曜日

チーム開発実践入門 ~共同作業を円滑に行うツール・メソッド (WEB+DB PRESS plus)

チーム開発実践入門 ~共同作業を円滑に行うツール・メソッド (WEB+DB PRESS plus)

去年の進め、現場のチーム開発 〜チーム開発実践入門〜 (DevLOVE関西Ver) 参加してきた - 日々の御伽噺に参加してきた時点で読んでたのだけど、GWなのも手伝って寝転びながら読んでいた。

例えばgit使うとか、何かしらのチケット管理システム使うとかは今のところ「いい感じ」にできているというが、チーム内での共通認識だと思われる。逆に今のところうまくいってないな、もっとよくできるんじゃないかというところを本書の内容になぞらえてみると以下のようになるんじゃないだろうか。

  • CIの運用
  • リグレッションテスト
  • 継続的デリバリー

特にCIの運用とリグレッションテストにまたがるテストケースの少なさと自動化ができてないので、デグレードを起こしたりする原因になっていると思われる。それに加え複数ブランチが存在してそれぞれでリリースしていたという歴史的経緯があって、それぞれのブランチで特有のコードが存在しているというのがあるので、まずマージするのが一番なんだけど、これもまた難しい。

マージの方は進めるしかないかなという諦めにも似た感情になってるけど、テストのほうはJenkinsの整備をチームメンバーが進めてたり、テストケースを追加するということをしているので時間が経てばそれなりの形に仕上がってくるとは思う。とはいえこのまま進めても足りないところがあるというのは自分の中であって、本書の中でも出てくるSeleniumを用いた実際にWebアプリを操作してテストするというのがほんとに足りてないと思う。この部分もうちょっと勉強してこのチームで最適な方法なんかが構築できれば、アグレッシブな変更もやっていけるんじゃないかなと思う。

そういや前にコードレビューのためにうちでやっていること - 日々の御伽噺を書いたけど、このあたりからドキュメントをフレッシュにするという意識は芽生え始めていて、それこそ去年のDevLOVE関西に参加したときの問題意識を解消できているということがわかって、やはり記録残しておくというのは大事ねといまさらながら思うのでした。