出町座でたまこまーけっと、たまこラブストーリーの一挙上映を見てきた

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出町座でやっていた、たまこまーけっとたまこラブストーリー一挙上映を見てきた。昨年末に予告があり、予約する必要があったので予約開始とともに一番ごった返すであろう初日を予約。案の定、初日は休日ということもあってか、補助席や立ち見がでるくらいの人でごった返していた。流石に固定座席のみだと思っていたので、これには少々驚いた。早めに予約しておいてよかった……

実は2階のスクリーンは初めて入ったけど、音響もよく何度もたまこまーけっとたまこラブストーリーを見ているのにも関わらず新しい発見があって、やっぱり面白く少し涙した。チョイがうさぎ山から去るときに首のところを撫でていたり、ラブストーリーでたまこがもち蔵を探すシーンのBGMがやたら大きくて見つけられないことを表してるところとか。この辺は出町座が程よい大きさで音響が良い感じだったせいかなーと思う。音響の良さは出町座でThe Last Waltz見てたのでよくわかっていたが、やはりたまこラブストーリーは細かく作られてる。

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以下ちょっぴり熱の入った話

出町座でこれらをやることのすごさは、そもそもうさぎ山商店街のモデルが出町座のある出町枡形商店街であり、自分がいるところとたまこたちが生きる世界の境界線が曖昧になって、地続きであると思ってしまうところだと思う。だから余計にキャラが生き生きとしているし、そして自分もあの世界にいるという没入感が増す。

で、自分個人の話をすると昔からこの商店街には出入りしていて、それこそ劇中に出てくるおもちゃ屋のモデルとなったところで幼い自分がワクワクしながらおもちゃを見ていたり、たい焼きを買ったり、本屋に出入りしてた。今はもうなくなってしまった店もあり、今も存在している店もあり。それをテレビでスクリーンで見てしまうと、時を越えてあの商店街に降り立っている気持ちになる。それが作品として残るということなんだなぁと、本放送や封切りから数年経って思った。