MacBook AirのPython環境をまともに構築してなかったので、ひとまず必要な本体を入れる作業。「なんでまともに書いてねーんだよ!」とかこの自分を呪いつつ……
前作業
OS X上だとlibeditにリンクされるので、brewでreadlineを入れておく。
readlineにするのは以前からOS X上のlibeditによるトラブルが多いので、それを避けるため。
libedit(editline)の闇を垣間見る - ¬¬日常日記
上記リンクはだいぶ前の話だしOSのバージョンが上がるごとにこのへんのトラブルもなくなっていそうなんだけど、目的に対して時間を割くところではないので、今回は深入りしない。
ホントはOpensslもOS X付属が古いやつ(とbrewは警告を出している)なので、brewで入れてしまいたいのだけど、ビルドが現状通らないのでまた別の機会にしておく。
ビルド、ビルド、ビルド
CPPFLAGS=-I$(brew --prefix readline)/include/ \ LDFLAGS=-L$(brew --prefix readline)/lib/ \ LIBS=-lreadline \ ./configure --prefix=/Users/(your home) --enable-framework=/Users/(your home)/Library/Frameworks/
readlineをbrewのものに指定、かつインストールする箇所を各ユーザー配下にする(普通に入れると、Permissionの問題でいろいろめんどくさいので)。
Macでは--enable-framework指定でFramework化できるので、削除するときは楽。
configureが終わったら後は、makeからmake installすればOK。
ちなみに$(brew --prefix readline)は展開されると、/usr/local/opt/readlineになる。以前だとbrew link readlineで/usr/local/にシンボリックリンクをはっていたのだけど、非推奨となった。そのためか、readlineのようなOS付属しているライブラリと被っているものは/usr/local/opt/~が用意されているようだ。