昨日関西DDD.java 【京都再演】ドメイン駆動設計のためのオブジェクト指向入門に参加したあと、まだTジョイ京都でやっていた劇場版ガールズアンドパンツァーのチケット予約をしていたので、そのまま移動して見てきました。
数回見に行った映画って、たまこラブストーリーか劇場版アイドルマスターぐらいなのだけど、今回のガルパンは音周りの調整をしっかりやってたのかしらと思うほど迫力があった。初めて見に行ったときが最大席数のシアター10だったけどここまで音がしっかりはしてなかった印象で、映像のほうが強烈だったのだけど、今回のシアター2では砲撃の着弾音で体が振動してる感覚を覚えたので、いろいろ変わってるんじゃなかろうか。立川や塚口、4DXはまだ行ったことないのでこれとどの程度変わってくるのかわかりませんが、近場の映画館に足を運んで見るのもよいかもしれませんな。
もうだいぶ長い間流れてるので、内容の方も触れてもいいだろう。
- みほが実家に帰った際、母親は気づいてたんじゃないかなぁと思う。まほとのやり取りの時点で子供の嘘を見逃してあげたというか。
- やっぱりダージリンの暗躍っぷりがよい。大局観があるというか、人の動かし方がわかってるのが実に実に。
- 再び廃校話には賛否両論あるみたいだけど、個人的には彼女らの根底を脅かすのに一番インパクトあるのは廃校かなぁという印象がある。みほを再び黒森峰に戻ってしまうとか、いかにも無理やりな感じがするし、TVシリーズ見た人も劇場版が初めての人も無理なく危機とわかるのはそれぐらいじゃないかな。
- そしてかつて戦った相手が味方としてかけつけるという話の筋、やっぱり燃えますよ。
- アンツィオ高校がいいところに収まっていて、じんわりする。コミックスでのアンツィオ戦はみほの覚悟がある種問われるところで、アンチョビもなかなか厳しい描かれ方されているけど、OVAを経て良いキャラに育ったよなぁと感慨深い。
- 遊園地跡地での戦闘はもう作ってる人がやりたいことつめこんでるだろと言いたくなる。観覧車のシーンも好きだが、知波単学園のコミカルなところが一服の清涼剤になっていてよい。
とまあ他にも映画にはいろいろネタぶちこんでるだろうけど、なかなか覚えきれないので早いところBDを手に入れたいところですね。
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ここまでが昨日の話。そして今日、Amazonをのぞいていたらスピンオフコミックスが結構出ているのに気が付きまして。TVシリーズ頃は本編のコミックスとリトルアーミー*1ぐらいだったので、やたらと増えてる。
ということで、いろいろ話題になっていたリボンの武者をKindleで一括購入。
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さくっと読んでしまうほど、おもしろい。そして絵のせいか、みんな悪い顔をしていて思わず大爆笑。ダージリンの笑顔にぞくっとするし、カチューシャは暴君という名がふさわしいぐらい邪悪な笑みを浮かべるし、やはり一癖も二癖もあるやつらだなこいつら!という感想がぴったり。西住みほの描き方はどこかでみたなーという記憶をたどると、咲阿知賀編での咲の描き方と似てますね。
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 1巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
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作品の構造としては咲もガルパンも同じ系統だなという印象をもっていたので、この描き方は納得。あと大洗の面々が化け物じみた能力を発揮してて、「そりゃ優勝するよね」という気持ちになる。読むとわかりますが、めちゃ強そうですもん。
監修の鈴木貴昭さんが入っているし、野上武志さんが描いているのでアニメとの雰囲気の違いはあるけど世界観はガルパン。BDについてきた設定資料集などに散りばめられていた設定等がしっかり息づいているので、そういう細かいところ考える人にもよいのではないのでしょうか。おもしろいです。
*1:これもいい話なので読んで欲しい。そしてTV最終話を続けて見てほしい