ウルトラマンメビウス第41話

涙で画面が見えない……

タロウやレオのときとは違う意味で感動しました。事前情報で変身なしとかは仕入れていたんですが、そんなことは些細なことと感じてしまうぐらい。

冒頭から登校拒否の生徒と先生。ごねる生徒の目の前で逆立ちをし「地球を背負ってる感じがする」といって自分も同じようなことをしていたと告白した先生。この先生は…80で出た塚本くん。一方宇宙では2体の飛行物体が地球に向かって降りてくる。そして一体がビームを放ち、直撃。ビームの直撃を食らったのは円盤生物ロベルガー二世。そしてもう一人は……ウルトラマン80!! さっきのビームはスパイラルビームか!!

相変わらずロベルガーは強い。ピンチになる80。そこへ我らがメビウスが! 2人でロベルガーに相対しメビュームシュートとサクシウム光線で倒す。なにやら80は地球上に再びマイナスエネルギーが現れる可能性を調査に来たらしい。テッペイによるとマイナスエネルギーはまだ解明されていないらしい。人間の心は複雑だというコノミに、ミライは頷く(先週の話の後だからよく思い当たるんだろうなぁ)。

桜ヶ岡中学校の校舎を懐かしそうに見上げる男達。なんでももうすぐ統廃合でこの中学校がなくなるそうだ。塚本先生が部外者は立ち入り禁止ですというが、この二人が落語とスーパーであることが分かり昔話に花が咲く。話題は当時の先生・矢的猛のことに。突然姿を消した、でも記憶に残る先生。塚本先生は矢的のことをウルトラマン80だと信じていた。そして同窓会をしようと話が盛り上がる。そこにたまたまマイナスエネルギーの調査に来ていたミライに先生に連絡を取ってほしいと頼まれる。なんでも以前勤務していた学校に元UGM隊員の子供から先生がUGMにいたという情報を仕入れていたらしい。ミライはそれに言葉を濁す。

ミライは80に今もあなたは生徒に慕われている、同窓会に出てくださいというが、80は首を縦に振らない。80は先生として中途半端になってしまったことを悔やんでいるのだ。

また微小なマイナスエネルギーを感知する中、ミライは板挟みに悩む。サコミズは「時がくれば思い出になる」と優しく諭す。

中学校の同窓会がはじまった。当時の面々が懐かしさに胸をふるわす。失恋で怪獣を呼び出してしまった彼もいたり。そして80の言葉を告げるために再び中学校に来たミライの前で強いマイナスエネルギーが発生し、怪獣が!!


GUYSクルーの出番は少なめでしたが、「兄さんの人形持ってきたぞ」と得意げに持ってくるリュウや解明できてないものに対するイライラ感を見せるテッペイ、何気に鋭いとこをつくコノミなどいい演技してます。
特撮部も80はいつもの効果音付きでスパイラルビームやサクシウム光線、ウルトラレイランス、バックルビームの大盤振る舞い。何気にメビウスと光線を同時発射もしてます。
そしてそして、何より当時矢的猛を演じられた長谷川さんも80の声、最後に姿を現してクラスのみんなの前に。12回?だったかで終わってしまった教師編を27年経った今、真の意味で締めくくり地球は地球人の手で守らなければならないということを残した最終回とともに80のストーリーが完結したと思います。

来週はセブンのタケナカ参謀、そしてサコミズの秘密に迫る話ですね。あの黒い男ははたして何者か……