最近立て続けに映画館に足を運んでいる。とはいっても、いわゆる話題作とかは見ておらず音楽系のものを見ている。直近でThe Whoに関連する映画を二つ見てきたので、とりあえず書き残しておこうと思う。
The Kids are alrightもAt Kilburnも基本的に映像自体はどこかで見ることができるので、新鮮味という意味ではあまりないのだがやっぱりオリジナルメンバーが躍動しているのをそれなりに大きいスクリーンで見ると面白い。
惜しむらくは、アップリンク京都の音響が自分にはイマイチ迫力が感じられなくて、思わず体を動かしたくなるような衝動にならなかったのはちょっと残念だなぁと思う。ジョン・エントウィッスルのバチバチにかっこいいベースとかがどうにも目立たず、音楽系のコンテンツにも関わらず音の説得力というのがヘッドホンしたYoutubeの動画に迫らないのが惜しすぎる。
VHSで見たWon't get fooled againの凄まじさを大きめのスクリーンで見たらどうなるかなーと思って出向いただけあって残念。
あと気づいたこととすれば、The kids are alrightのサントラに入っているWon't get fooled againと映画のそれが大体合ってるのにちょっと音が違うなぁと思っていたのだが、Kilburnでのバージョンとミックスして編集してるんだなと気がついた。Live at Leedsのデラックスエディション出たときに、音がロストしているところを他の音源で補うとかやってるとかまあ昔の音源にはありがち。
どちらも楽しめたのだがコンテンツ外のところで残念に思うところがあって、手放しに喜べなかったなぁ。こういう映画をやってくれるところが、アップリンク京都ぐらいしかないのでやってくれること自体はとてもありがたいのだけどね。
