例によってメモ書き。前職同期が行くというので、ちょっと興味もって行ってきました。 個人的な感想としては、
- どこになにがあるかわからんといかんよね
- 他の人にやらせるためにはある程度の口うるささとマネのしやすさが必要
- 管理コストかからないまでにするってのが必要
というところでしょうか。
最近のトピックス
- Redmine3.3リリース
- +ボタンが追加
- JPL素顔公開
- Ruby on Rails5への移行、UI/UXの変更
講演1「JAXAスパコン"JSS2"の運用を支えるチケット管理システム"CODA"」
- JAXAスパコンのファシリティ、課長、実態は研究者(ネットワークセキュリティなど)
- Redmineの利用事例
- 数値シミュレーションのみで設計することにより、コストを下げる(ロケットの発射台の一部の設計で5億円 => 1,500万円)
- JSS2からCODAを使用(それまではNSIM)
- NSIMのよかった点
- 作業記録になる
- いまいちだった点
- 入力形式がフリー
- とにかくルールがきっちり決まっていない
- CODAの方向性
- 情報共有
- 原因分析のためのツール
- スパコン運用サービスの向上
- 業務改善
- 標準ブラウザでも使える
- はやい
- 日本語での情報量がある
- CODAの利用状況
- 日々のイベントや作業記録、連絡
- ロールとトラッカーの数は増やさない
- なにがいい?
- 情報集中できる
- マネジメントの指示
- 前システムの利用経験
- なにがよくてなにが使いずらかったか
- 利用者取り込みに注力
- 徐々に機能拡張
- ツールが使いやすかった
- プロダクト分割
- Redmine活用の大きな要素
- CODA今後の展開
- チケットや終了の標準化
- git, DMFS等の導入
講演2「チケットの利用による経験を活かした開発の可能性 - 量からニーズ、総合プロデュースへ -」
- 標準化やタイムボックス管理ではできない具体的な支援をするプロジェクトランゲージ - カレーの作り方から考える -: ソフトウェアさかば
- チケット駆動開発の話
- プロセスの扱いかたが問題
- プロセスは選択的なタスクの集合
- 標準プロセスによる改善
- 責務を標準化しているが、どのように対応するかが管理されていない
- タイムボックス管理
- バックログをタイムボックス中にどのようにするか現場任せ
- 望まれる開発
- パタンランゲージ
- 利用者の中から発見される
- プロジェクトランゲージ
- ワーキングマスタープラン
- パタンランゲージを組み合わせてプロジェクトランゲージを構成していく
- パタンの素の発見にチケットを利用できないか?
- やってみた
- チケットとして登録すると、後々情報が残っていいなぁという感じ
- JIRAとかでもできる感じではある
講演3「大規模組織や多様な業務におけるRedmineの課題」
- 多様な業務にチケット管理を適用する事例が多くなってきた
- 大規模な組織へ運用を拡大する事例が増えてきた
- メリット
- 変化に強いタスク管理がやりやすい
- プロジェクト型組織の雰囲気で機動的になる
- マトリクス型組織を作りやすい
- 運用拡大すると問題点が出てくる
- チケット管理をどうやって定着させるか
- 組織構造や権限をどのように反映させるか
- Redmineの機能拡張や保守負担をどのように下げるか
- Redmineのいいところ、きっちりレイヤーが分けられている
- トラッカーの問題点
- 同じなのに違う名前のものがある
- 1業務=1トラッカー
- PJが野放図に作られてしまう
- 組織構造とRedmineプロジェクトの関係
- あんまりよい雰囲気にならないかも
パネルディスカッション
- Redmineの運用定着
- 成功失敗
- 導入の規模が小さいので浸透させるのが難しくない
- ここに情報を集中させるという強い意志
- 口うるさくチケットにしてくださいという
- 組織内だとはじめだけうるさくいう
- Wikiがわりにいれて、管理を楽にした
- IT全般統制の話
- シンプルなモノにまずしてしまう
- けずるものがなくなったときに設計は完成する
- カスタムフィールドはつくらせないという厳しい条件
- これは失敗だった
- 分類がめんどくさい
- 導入の規模が小さいので浸透させるのが難しくない
- Redmineを入れること改善になる、よかったこととわるかったこと
- メーカー側になると、ステータスが増える => ワークフローが増える
- 会社のビジネスを縛る法律があるので、それ抜きには業務できない
- ISO9001をうまく回せてるところは管理できている
- 管理コストがかかっているところは問題がある
- プロジェクト型に勝手になる
- なれてないところはおそい => 逐一いう
- 製品ごとにITSを立ち上げる、年に2,3回にタスクは棚卸し
- 情報の集中、CCのメールが少なくなる、メールがあるのは自分に関連するものだからチェックする
- テンプレートも一つの手段
- フリーフォーマットはどうか
- ものによってはよいともわるいとも
- 業務システムだと背景がわかればいい
- タグを使って分類するのもいいのでは?
- カスタムフィールドつくっても後から集計とかであまり使わない……
- まだうまくいってないけど、正確に集計しておきたい
- 分析に力をいれるのが重要
- (パネルなのでとがったこというけど)モチベーション次第では?
- セキュリティ
- 成功失敗
メモ
- やはり個々の意識大事
- チケットを完了させる、とかは癖をつけていかないとなかなか大変
- やっぱり逐一いっていくしかない?
- 情報共有による透明化
- 見本とマネ
- ある程度の質をもった見本を見られるようにしておいて、それをマネしていけるようにすればチケットの内容がよくなっていく(わかりやすい・情報が揃っている)
- 来ていた前職の同期とはなしたところ「だいたいみんな同じところ(どうやって周知していくかなど)悩んでる」