ひたすら、ただひたすら腹筋を鍛える温かいイベントでございました。
前日
前日は空想アニメフェス〜最高の夏にしようぜ〜にいつもの面々を見に行った後(楽しかったで!)、運良く予約することができた【期間限定】 てさぐれ!ホテルもので充分な休養を経てから、昼の部に参加してきました。ホテルのお値段はいつも泊まるホテルよりちいとばかし高かったですが、綺麗で非常に快適でございました。こんなものもついてきたり。
当日 イベント前
さて、当日。
天気はあいにくの雨模様、かつ肌寒い一日でした。しかしながら会場の渋谷公会堂の近くにはデング熱でいろいろ取り沙汰されている代々木公園があるので、用心して長袖を持ってきていたのが幸い。ちょうどいい塩梅でホテルから会場へ移動。今回のイベントで得られた一つの知見として、八重洲地下街のロッカーが意外と空いていたということですね。お陰であまり必要ない荷物を放り込んでおけたので、今回は荷物の重さにこまることはなかったです。
現地についたのが大体12時頃。物販はすでに11時から前倒しで始まっていたので、長蛇の列が形成されており「てさぐれのイベントで人が多いな」と思ったのですが、今回はホテルの特典として物販の予約ができるというものぐさに自分には非常にありがたいサービスがありまして、思う存分活用させていただきました。何名かの友人もイベント参加することになっていたので、彼らの分も予約したものをゲット。このような水色のチェックが入ったビニール製の袋に入っていました。
そうそう、この日はご注文はうさぎですか?のイベントがちょうど真向かいの場所で行われていたらしく、てさぐれイベントの会場前からこころぴょんぴょんしている列が見えるという、なんとも微笑ましい光景がありましたね。会場に向かう途中、ユニオンジャックのパーカーとおそらくごちうさのキャラクター?のTシャツを着たかたがいらっしゃったので、「きんいろモザイクからごちうさに流れたか……こっちはgdgdときんいろモザイクとシンデレラガールズでこっちにきてしまったのか」と考えたり考えなかったり。
その後、友人らと合流して近くのルノアールで談笑。なんか肉とか食べてたらしいよ?
当日 イベント
満を持しての会場入り。席が8列30番というところだったのですが、これが近い……ここ最近周囲で最前列取ったとか聞いていたので、多少なりとも恩恵に預かれんもんかなとか考えていた結果がこれ。この距離なら演者の表情もよく見えるだろうなぁと思いました。そして今回一番驚いたのはドラムやアンプ、キーボードなどの機材が置かれていたこと。てさぐれ!部活ものあんこーる第8話で「てさぐり部部歌」という曲があるので、そういうあてぶりのためだけにやるのかな?とか思ったりしたのですが、どうみてもこれは生バンドでやるつもりの装備。「おいおい、これは力(とお金)入ってるな」といやがおうにもテンション上がりました。開演前のアナウンスはモブ子他役の上田麗奈。さりげなく新キャラモブリーヌまで出してきたり大人気のもぶざえもん飛び出したり、なんとも喜ばせてくれる。
ここからはライブパート各曲の感想。各曲はてさぐれ! 歌もの あんこーるを買って聴きましょう。
- アーティスト: 音楽:井上純一
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2014/03/19
- メディア: CD
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Stand up!!!!
いきなり大橋彩香がとちる。いやでも、大橋彩香がとちるのって非常に珍しいと思うんですわ。シンデレラガールズのライブは何度も見ているので、そのたびに安定感あるなぁと思ってたのですが、いきなり自分の番を忘れてとちるとか珍しいものを見ました。そして曲中に荻野可鈴にぼこぼこにされてる姿を見て、「なんててさぐり部らしい展開だ」と。一気にてさぐれのイベントに来た実感がわきましたね。そして生バンドがとてもよい。会場の音の響きもよい感じで、前日も体に音を受ける体験してきたのに、2日続けて心地よいビートに身を委ねておりました。編成はギター×2、ベース×1、キーボード×1、ドラムス×1、コーラス×1。キーボードの方がてさぐれの曲で編曲されてたかた、ドラムスはけいおん!の律ドラム担当とかいう情報をどこかで見たのですが確証取れず。なんにせよこのアニメらしさを見せたOPでしたね。少しばかり向かい側のこころがぴょんぴょんする方面に言及があった気がするけど、記憶がうろ覚え……
ひらめいチャッチャ!
この歌は終始歌いっぱなしになってしまうのに西明日香はそれをやりとげていた。最後の方息切れしてましたけど、よく歌いきってしかも客を煽るなぁと。てライトを振る右腕にも力が入ろうってもんです。西明日香のステージは前回のてさぐれイベント含めて2回目。きんいろモザイクのほうは行ってないので、どんなステージングだったのかよくわからないけど、こっちでは終始楽しそうにいつもの彼女のイメージでぐいぐい客を引っ張っていっていました。そりゃ楽しいって。
終了後は次の明坂聡美を呼ぶも、「フウセンカズラの風船は胸」という発言により黒いプレッシャーを向けられる西明日香。ああ、いつもの西明日香、これがてさぐれ。
フウセンカズラ
あけこの歌声が染み入る。会場中青い光に包まれ、なんとも美しい光景と曲。やっぱりこの人すごい。歌声に酔いしれたくなりますわ。バックのバンドもしっかりサポート。聴かせますなぁ……でも一番いいところであのスクリーンは笑いをこらえられなかった。なぜあの顔にしたのかw
歌い終わった後は次の荻野可鈴を呼び出し。そしてあけこの逆鱗に触れる荻野可鈴。この子は本当に怖いもの知らずだわ。
Call me "Lazy"
Don't say lazyとCall me lazy、なんというかこの日に日笠のこれを見たのはある意味運命だったのかもしれない。この曲がまた盛り上がるんだ。ばりばりのロックに荻野可鈴の物おじしないステージング。客を煽りまくってステージを熱くする荻野可鈴は健在。なんというかこの人いなかったらてさぐれではなかったような気がする。ひーなが土台を固めて、その上でゆあとあおいが引っ掻き回し、こはるがまきこまれていくという図を描き出したときに誰があおいのピースにはまるのかと考えると、後付ながら荻野可鈴以外いなかっただろうなぁと思いました。
歌が盛り上がりまくった後、大橋彩香は寝ていたことを暴露される。なんというか自由人だなぁ、荻野可鈴。
小春日和
Call me "Lazy"の後で、このまったり曲。Stand Up!!!!でのとちりもなんのその、いつもの安定感あふれるはっしーでした。ただラストのお腹なった後のやりとりが完全にへごちんだったので、もうてさぐれに染まってるなとしか言いようがないw シンデレラガールズのライブでも思うけど、歌に関してはあまりにブレないので、逆に今後どうなっていくのか心配するところもありますが、てさぐれでは存分に解放しているように見えるのでまあ大丈夫ですかね。
とりかえっこ
なんというか非常に可愛らしい曲だなぁと。上田麗奈の声もよくあっていて、とにかくかわいいとしか言えない。
前回のイベントはあんこーるのイベントではないということで、この曲は歌われなかったのだけどただただうまいなぁと。見た感じかなり緊張しているようにも見えたけど、もぶこたちをしっかり掴んで歌っていましたね。
てさぐり部部歌
今回のハイライト。てさぐれ!部活ものあんこーる第8話でこの曲がでてきたときにこれは大変な曲ですよ、と思ったものです。コミカルでシリアスでパロディもなにもかも詰め込んだ曲。まさにてさぐれ。
4人がこれを歌うステージを見ると第8話のステージシーンが思い浮かんで感慨深く、でも屈託なく曲に乗っていけるというのはなかなか体験することはできないのじゃなかろうか。ちょっとうるっとくるんです。で、また明坂聡美の「どんびきよ」が実にいいタイミングで入るのでくすっとくる。ラストのちゃっちゃーとどぅんちきの応酬で、程よい距離をとって最後にどんびきよで締める明坂聡美のあの距離感。夜の部をニコ生等で見ていた人はわかるだろうけど、実にいい距離感でした。そして……
それぞれの12ヶ月
てさぐり部部歌からすっと暗くなったステージに、5人のシルエット。1期のイベントでは全員で12ヶ月を歌って今回はそれぞれの12ヶ月。モブ子のナレーションから入るこの曲のエンディング感ったら半端ないですよね。
もともと歌のメロディに幅があって、ちゃんとフルで歌えるのはあけこぐらいしかいない曲をキーをそれぞれ変えてドッキング。まあ無茶な曲だと思うけど、荻野可鈴のローなところから原曲キーに向かう美しさはたまらんもんがある。それぞれの歌声でどれもいいのだけど、個人的にあげたいのは西明日香の高音が綺麗で。明坂聡美とのハーモニーがまじでよい。あけこの高音と違ってちょっと不安定なところがあるんだけど、そのゆらぎが心に引っかかるんですよねぇ。
いやあ、若干涙ぐみました。
トークパート
ここでがらっと変わってトークパート。
まずは応募があったショートストーリーパート。4つの作品を演じてそこから最優秀賞を選ぶということでしたが、夜の部にはなかった若干危険なネタが投下。危険なラインをてさぐるショートストーリーでは、575◯・さばげぶっ!◯・ミルキィホームズ◯・きんいろモザイク☓という結果。「もんだいなんて〜」とまさか歌い始めるとは思わなかったけど、さすがの西明日香もそっちにまで影響させたくなかった模様。はい、きれいな想い出にしておいてください。2期も決まっているし。
大喜利コーナーはちょっとエンジンかかるまで時間かかったなぁという印象。それでも大いに笑いをとっていたので、これは夜の部がおもしろくなるぞーと思っていましたが、案の定面白くなりましたね。これも前回みたいに、来場者のみDropboxで配布とかやってくれるとありがたかったのだけど。*1とはいえ、映像その他で残すとやばいイベントなのは前回からして明らかであるので、記憶に残しておくのがよろしのでしょうね。
トークパートが完了後はみなさま御存知の通り、はけてからすぐさまのアンコールありがとう復帰という茶番ののち「続編決定」という報告。あとからニュースサイトでは3期とかかれていたけど、実際にはどうなるかわからないとのことなのでその辺りは今後の続報待ちでしょうね。
皆様、今日は本当にありがとうございました!これからも突き進みます!
\てさ部難民は出さない/
— ぬこぴー (@nucoxx) 2014, 9月 7
今日は一日中なんだかばたばたしていましたが、続編発表ができて本当に良かった。今日発表になるまでの道のりが本当に長くて、挫折からの挫折そして挫折…を乗り越えてようやくもぎ取った続編。谷間の時期が長かっただけに感慨もひとしおです。粘りの大切さを学びました。
— ぬこぴー (@nucoxx) 2014, 9月 7
ここ暫くの続編もぎ取り作業は、ひたすら情熱と自信を持って周りに話をし続けていれば支援者は増えてくれるんだな、という体験でした。壁になる相手も、粘りにある種根負けしてくれるというか。あとはこの情熱を切らさず、走り続けられたらと思います。これから先は監督筆頭に制作現場が大変です!
— ぬこぴー (@nucoxx) 2014, 9月 7
Pの仕事は大勢の人が乗った船の行く先を決めることで、決めた後は、監督がどんな船旅にするかを決める。それが決まると、いろんな人の助けで目的地に向かって進んで行く。行く先はもう決めたことだし、あとは監督を信頼して、魅力的な船旅になるように支えるのみ。これからもよろしくお願いします!
— ぬこぴー (@nucoxx) 2014, 9月 7
個人的に「続編を続ける」という判断というのは難しいと思うのだけど*2、毎週一挙放送ニコ生したり、あの手この手の技を繰り出してこの作品を楽しませてくれたぬこPその他の関係者による粘り強いがんばりで続きを見られるということは素直にうれしいなぁと思う次第です。というわけで、ホント楽しみにしてますよ!