今年はどうだった? 2018年

若干アルコール入れながら、これを書いている。BGMはこれ。

open.spotify.com

The MOD Story

The MOD Story

  • Various Artists
  • ポップ
  • ¥900

仕事面だと無難すぎるほど無難にこなしていたと思う。一回だけバグ含みの修正をリリースしてしまって、だいぶ凹んだが色々と危なそうなところは口やかましく言ったり自分で手を動かしたりしていた。一応社内の読書会を企画してみたりとやっていたが、全般的に自分の今出せる手札で仕事をしていた気持ちがあってinputもoutputも全然できなかったなぁという反省点。本も色々読んではいるが、なかなか頭に入らない感じになっておりやっていこうという気力がない。

raydive.hatenablog.jp

Effective DevOps ―4本柱による持続可能な組織文化の育て方

Effective DevOps ―4本柱による持続可能な組織文化の育て方

ちょっとばかりGoで簡単なチャット間のブリッジプログラム組んだりしてみたが、それもある程度のところまで実装したらそのさきが続かなかったりして、集中力が足りないなぁという気持ち。もうちょい機能を拡充したかったんだけど……

github.com

とはいえ、転職して1年すぎて働く環境としては申し分ないし色々融通のきく会社なので、ほんとありがてえなぁという気持ちである。度々福岡や東京のオフィスに顔を出す機会もあったりして、よかったなぁ。

プライベート面だと、実は安い12弦ギター買って弾いていたり、後はだいたいライブ行ったりゲームしたりといった感じ。

DANELECTRO 12弦 エレキギター VINTAGE 12 String DAQU

DANELECTRO 12弦 エレキギター VINTAGE 12 String DAQU

ライブといえば、初のポールマッカートニーライブ。

raydive.hatenablog.jp

去年はブライアンウィルソンを見られたが今年はポール。チケット代はなかなかのお値段であったが、いって後悔することはありえないような内容でちょっとたまらなかったですね。映像では見たことがある伝説がそこでライブやってるんだから、もういうことないです。で、このライブを皮切りにアイドルマスターシンデレラガールズ6thライブがあって、7th Anivの抽選まで当たってしまい*1連続してライブ参加というなかなかハードな11月以降。夏ぐらいまでは割とゆるゆる参加みたいな状態だったので、一気にくると体調管理も結構大変でしたな。カメラもなかなかいいの撮れてなくて、この辺もなんとかしないとなー。

この一年はなんとも形容し難く、多分心平穏ながらも忍耐が必要な年だったんじゃないかなーと今になって思う。まあ大きな怪我や病気がなかっただけでも良しとしよう。

*1:何気に5th Anivから連続して当たっている

仕事納め

本日で仕事納め。

とはいっても、前日の時点である程度の仕事を終わらせた状態だったので、午前中にプルリクエストのレビューが返ってきてたからその内容に合わせての修正をした後は、先日の忘年会の酒をちびちびやりながら(そして水も飲みながら)事務所のあれこれを整理するといった感じで、18時ぐらいには退社。他事務所のおでんとかおいしそうでしたね……

多用途おでん鍋ふるさとのれん KS-2539

多用途おでん鍋ふるさとのれん KS-2539

丸善 別鍋仕込おでん 1000g

丸善 別鍋仕込おでん 1000g

今年のことを振り返るのはまあ明日明後日あたりに。

PayPayガチャに挑戦してみる

paypay.ne.jp

御多分にもれず、ビックカメラにてPayPayガチャ、いわゆる全額相当のキャッシュバックがつくかに挑戦してみた。なお、商品はこちら。

いつもカミソリを使ってるけど、やっぱり朝のバタバタしてる時とかにささっと剃りたいこともあり、ちょっと前から電動シェーバーが欲しいなーと思っていたので、他の人からも評判が良かったラムダッシュの5枚刃をチョイスしてみた。

京都だと京都駅前にビックカメラヨドバシカメラがあるのだが、品揃えや商品のみやすさに関してはヨドバシカメラに軍配が上がり、ここ最近ビックカメラは全く利用してなかったのだけど……久々に行ったビックカメラはかなりの混み具合。レジには人が並んでいてかなりの時間待たされている人もいたり、また店員に商品のことを聞こうにも捕まらないという状態で、購入までかなり時間がかかってしまった。念の為ヨドバシの方でも、該当商品の値段などをチェックしてたけど、基本変わらずこれならビックでPayPay支払いの方が得だねということで購入。

結果としては20%キャッシュバックでまあ全額相当にはならなかったけど、支払いの体験としてはまあまあこんなものかという感じ。ファミリーマートでバーコード決済の方はすでに確認してたので、一通りの体験はしたことになる。個人的にはなるべくお金持ち運ばなくてすむようになれば、なんでもいいかなーと思ってるので、Apple PayもKyashもPayPayもそれなりに使うことになりそうである。

Webフロントエンド ハイパフォーマンス チューニングを読んだ

今週のお題「読書の秋」

Webフロントエンド ハイパフォーマンス チューニング

Webフロントエンド ハイパフォーマンス チューニング

だいたいサーバーサイドの仕事ばっかりやってるので、SQLのチューニングとか何かしらのアルゴリズムの選定とか極力オブジェクト作らないようにするとか、そういうところが高速化の主だったところなのだけど、フロントエンド側もちゃんと知っとかないとなーと思いまして。通勤中、地下鉄に乗る十数分だけ読み進めていっていたので、だいぶ長い時間かかって読み終わった。

内容的にはWebページをレンダリングするためにブラウザが何をしているか、DOMの操作でレンダリングパイプラインのどこに影響が出るか、CSSが変わった時にどうなるか、どういうことをすればその影響を限定できるか、などが細かく記されていてつどつど読み返したい内容だった。実際にはどれだけ時間切り詰めても、サーバー側で大量のデータを扱ったりするとどうしても時間がかかってしまうのでサーバーサイドもクライアントサイドも合わせて、ユーザーを待たせないUIを作らないといけないのだけどフロントエンド側の知識もこの本を片手に色々議論できるようになるんじゃないだろうかと思う。

読んだ端から割と忘れてるので、ささっと出せるようにしておきたいね。

【京都】LINE Developer Meetup 46に参加してきた #LINE_DM

line.connpass.com


例によってメモ書きとちょっとした感想。

LINEでのモバイルアプリ開発プロセス 若狭 建 (LINE)

www.slideshare.net

発表の中で個人的に一番面白かったなと感じた。多分自分の会社での問題意識と同じところがあるんじゃないかと思って聞いていたせいもあるかもしれないけど。

コミュニケーションツールが複数あって統合しないの?とか思ったり、DX(Developer eXperience)大事という話で大きく頷いたり負債を返すためにきっちり話をするというのは反省したいところ。DXに関連したところだと、ReleaseブランチでBugfixしたらMasterに自動的にマージされるようにしていたり、きっちり自動化を推進していてこういうところ見習いたいなと思った。

  • 震災を元にLINE作成
  • 2億人Active/4.5B message per day
  • Primary Device
  • Secondary Device
  • 機能たくさん
  • Webアプリとネイティブアプリの連携
  • LINE iOS
    • ObjC 50% Swift 50%
    • 徐々に移行してる感じ
    • 120万行ぐらい
    • 1K PR merged/month
  • Android
    • 規模感は同じぐらい
    • Java 75% Kotlin 25%
    • 1K PR merged/month
  • チーム
    • 同じソースコード触ってる
    • なるべくモジュールわけて依存関係をなくすようにしてる => けど難しいよね
    • サーバー側やUIなどいろんなチームとコミュニケーションとってる
      • DevOpsチームってなんぞ?
    • Confluence JIRA Zeplin GithubEnterpirse Slack LINE LINE WORKs
      • 3つぐらいあると大変そう、統合しないの?
    • 英語が基本(日本語も韓国語も中国語も)
      • 同時通訳の人がいる
    • 緩やかに集まる
      • かっちりしたチームがあるわけではなさそう?
    • 全社でJIRAの使い方が決まってわけではない?
    • CIは色々だけどJenkinsがほとんど
  • いろんなOSS使ってるよ!
  • Branch戦略
    • Gitlab flowみたいなやつ
    • Releaseブランチがある
    • 別に開発したいときはTopicブランチ作って本線にマージ
    • bagfixはissueとちゃんと紐付ける
    • 規模でかいのでmerge大変
      • Auto merge
  • Biweekly Release Train
    • 2週に一回出す
    • 開発遅れても待たない
    • QAちゃんとやってるのいい
  • サーバーはマイクロサービス化されてるけど、クライアントは……
    • 吟味して、周りを説得して、頑張る
  • 新しいものへの対応
  • 7年経ってるので負債が……
    • 負債を返すことを周り(企画、マネージメント、QAなど)に話す
    • 話して負債を返す
  • 統一されたUXがLINEにない
  • LINEで税金を払う国がある……
  • DXに力を入れてる
    • どういうところから手をつけていったのか?
  • どんどん自動化をしたい
  • テストのカバレッジ増やしたいなど

LINE Creators StudioでのKotlin利用について、あとKotlin Native(仮) 馬見 誠 (LINE Fukuoka)

www.slideshare.net

Kotlin Nativeに対して熱い展望がありそうと思っていたが、今後に期待という感じであった。

個人的には下の動画見たりした関係でロマン感じる話で、ロジック共有にしてサーバーサイドもクライアントサイド(ネイティブ、Web問わず)も同じものを使い回ししたいなーと思ったり。


KotlinConf 2018 - Live Coding Kotlin/Native Snake by Dmitry Kandalov

  • LINE Creators Studio
    • スマフォからLINEスタンプを簡単に作れる
  • Pure Kotlin
  • 色々ライブラリ使ってる
  • 1年半前にリリース
  • 画像の切り抜きが命
    • ユーザーから使いづらかったという意見
  • 自動切り抜き Androidオンリー
  • 今のところKotlinの話なし
  • 事前のデータ処理で負荷が下がるのはよくわかる
  • Kotlin話きた
    • スッキリかける
    • Color.inrの例
      • ExtentionでOS標準のライブラリに追加でメソッドはやせる
  • Kotlin/Native
    • 使い物になる? => まだ実用には程遠い?
    • 効率的に開発できると思ってる
    • まだBeta
    • だいぶロマンがある話

LINE iOSアプリで使っているフレームワークの紹介 上野 賢一 (LINE KYOTO)

www.slideshare.net

内容的には資料にも書かれてるけど、浅めの紹介をさらっと流した感じ。いいライブラリがあったら、教えてもらおうという他力本願メソッドは個人的に好き。情報共有大事。

  • CoreData
  • OSS
    • 管理コストとかも考えないと辛い
    • コストを見極めるためにどうしてるのかな?
  • 社員のOSS
  • CordovaをWebアプリとネイティブのブリッジにしてる
  • ヘビーなライブラリは慎重な議論必要 => だけどReaxtiveCocoa Swift入ってる
  • 色々大変そうな話だった

KotlinやSwiftあたりも手をつけておきたいなと思いつつ、素振りできてないなーという反省もありなんか考えよう。

Kotlinスタートブック -新しいAndroidプログラミング

Kotlinスタートブック -新しいAndroidプログラミング

Kotlinイン・アクション

Kotlinイン・アクション

Kotlin Webアプリケーション 新しいサーバサイドプログラミング

Kotlin Webアプリケーション 新しいサーバサイドプログラミング

ポール・マッカートニー FRESHEN UP JAPAN TOUR 2018 東京ドームにいってきた

1日休みを取ってポール・マッカートニーのライブを見てきた。

nme-jp.com

洋楽好きの御多分にもれずBeatlesとかはよく聴く方の人間なのだが、自分が仕事始めてからはポールが来てもライブを見るための休みが取りづらかったり、昨年のライブは何かの都合であることすら気づいておらず今後見る機会もないのかなーと思っていた。が、Egypt Stationがリリースされてしかも日本のツアーがある。これは取らねばとささっと取って有給休暇も申請し、風疹の予防接種もして万全の態勢で臨んだ。*1

Egypt Station

Egypt Station

ライブに参戦する場合、自分はあまり予習的なことはしてないのだけど今回ばかりはEgypt Stationをしっかり聞き込んできた。個人的にはアルバムとして結構好き。他はおそらく聞き慣れた曲なんかはやるだろうから、当日を楽しみに待った。


今日はこれ

そんなこんなで当日。11月は気がつけばいろんなところに行かなきゃいけなくなってしまい、ダウンすると予定がダメダメになってしまうので、予防にマスクしたり色々頑張って東京ドームまでたどり着く。すでに開場時間は過ぎていたので、さっさとドーム内に入ったらポールの曲を色々リミックスしたようなものや、誰かのカバーが流れている。I want to hold your handのR&B的なカバーでギターフレーズの部分がブラスになってて、この曲はビートルズなりのR&Bを追求してたのかなと思ったりして待っていた。

だいぶ長く待った気も短かったような気もするが、ポールが現れライブは始まった。

初めはなんとも奇妙な気持ちで、現実味もなくしかし確実に知っている曲と知っている声が真向かいのステージから聞こえてくる。東京ドームのS咳と言ってもスタンド側。はっきり言って肉眼では見えない。現実かなと認識しだしたのはLet me roll itのあたりだろうか。そして1985からのMaybe I'm amazedの流れで完全にいかれてしまった。Being for the benefit of Mr.Kiteなんか完全に万華鏡の世界。SomethingはConcert for Georgeでやったウクレレからの流れ。もうどちらもこの世にいないから、と歌っているんだろうなぁと思ってしまった。

全て終わってみれば、2時間45分ぶっ通しのライブ。ポールはその間休憩も取らず、水も飲まず。もう齢70を超えた人があれほどエネルギッシュに、愛嬌をたたえ、ベースやギター、ピアノを弾きながら歌い続ける。なんて人なんだろうと。前に見たブライアン・ウィルソンとは全く違うライブだった。ああいうのがレジェンドなんだな。うん、素晴らしかった。これからも曲を聴き、楽器を弾き続けようという気力をもらった。また来る機会があるなら見に行きたいなぁ。

*1:インフルエンザの予防接種もしたかったが、ちょっと時間なかった